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第7回大倉山国際学生フォーラム

【開催報告】ハーバード大学と日本の大学生が交流イベント~第7回大倉山国際学生フォーラム

2018年6月30日、大倉山記念館にて第7回大倉山国際交流フォーラムが行われました。
慶応義塾大学、東京工業大学、横浜市立大学から国際交流に興味のある学生が集まり、市大からは10名の学生が参加しました。
このフォーラムは日米学生の交流を深めることが目的で、毎年あるテーマに沿ったいくつかのレクチャーと、白扇子に互いにイラストやコメントを書きあって交換するワークショップ、最後のカジュアルディナーパーティーの3部で構成されています。
今回のテーマは千日回峰行についてです。ハーバードの学生のみならず、日本の学生たちにとっても、日本文化を知るきっかけになったのではないでしょうか。
以下、参加学生からのレポートを掲載いたします。

千日回峰行を実践された、上原行照氏のレクチャー

630日、大倉山記念館にて、第6回大倉山国際フォーラムが行われました。ハーバード大学の学生と国際フォーラムに興味のある日本の学生が参加し、日本の文化体験や立食パーティーを通じて交流を図りました。

第一部の講演会では、上原行照氏をお迎えし、千日回峰行についてご自身の体験を踏まえたお話を頂きました。講演を聞きながら、また、実際に修行中の写真を拝見しながら、その過酷さに言葉を失いました。
7年間に及ぶ巡業、足かけ9日間にわたる断食・断水・断眠・断臥といった想像を絶する修行をなされた上原氏の言葉は優しさの中に芯の強さを感じられるものでした。この交流会がなければ、おそらく一生耳にすることはなかったであろう、千日回峰行について伺うことのできた貴重な機会となりました。

 

白扇子へのペインティングと交換会のワークショップ

・扇子づくり

その後、グループに分かれて扇子に絵を書き、交換し合う体験を行いました。私の隣に座ったハーバード大学の学生は母親が日本人ということで、彼女の流暢な日本語で会話を楽しめたあっという間の時間でした。将来やりたいことや大学に入学するまでの経緯といった話を聞くうちに、それまでの「ハーバードの学生=世界でトップレベルのエリート」というイメージから、同じ大学生なのだと感じさせられました。

 

 

 

立食パーティでは、上原行照氏も参加されました

立食パーティは食事をとりながらの交流タイム

・立食パーティー

最後に、ビュッフェ形式のパーティーを通じて訪れていた学生とコミュニケーションをとれる機会が設けられました。専攻に関すること、これまでの海外経験とざっくばらんに話をする中で、ハーバードの学生の明るくフレンドリーな姿勢が本当に素敵だなと感じました。連絡先も交換できたのでまたどこかで実際に会うことができたらいいなと考えています。

学生フォーラムを終えて、「自分が興味の持ったことをどんどん追求しよう」という思いが強くなりました。どの学生も積極的で、自身のやりたいことを楽しんでいる姿が印象的でした。また、機会があればぜひ参加したいですし、この機会を皮切りに将来に対して広い視野をもって進みたいと思います。

 (国際総合科学部 人間科学コース 3年 斎藤 光保) 

大倉山国際学生フォーラム