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子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)

子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)

横浜市立大学では、環境省プロジェクトである「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の取り組みに参加しています。

近年、子どもに対する環境リスクが増大しているのではないかとの懸念があり、化学物質を中心とした有害物に対する子どもの脆弱性について関心が高まってきています。
環境リスクが私たちに与える影響を明らかにするため、お母さんのお腹にいる時から定期的に子どもたちの健康状態を確認する出生コーホート(追跡)調査を実施しております。それがエコチル調査です。お子様が40歳になるまで(生まれて、成長して、そして父母となり、次世代のお子様が生まれる過程)を観察し、未来につながるような知見を得るため、横浜市立大学では「神奈川ユニットセンター」として、本プロジェクトに参加しています。

エコチル調査の進捗状況については、下記のHPよりご確認ください。

横浜市立大学 医学部
エコチル調査神奈川ユニットセンター ユニットセンター長
伊藤秀一(小児科 教授)

人は胎児や新生児、乳幼児の時期から将来の健康に関わる要因に曝されていることが分かってきています。
このエコチル調査や研究を通じて、子どもの成長や健康の増進に寄与できますように、神奈川ユニットセンターで取り組んでまいります。

横浜市立大学 医学部
エコチル調査神奈川ユニットセンター 副ユニットセンター長
後藤 温(公衆衛生学 教授)

エコチル調査は、次世代の子どもたちの心と体の健康を支える大切な研究です。思春期を経て大人になる過程の変化を長期的に見守ることで、貴重な知見が得られます。皆さんのご協力で集まったデータは日本の未来にとって大きな宝であり、次の世代へよりよい社会をつなぐ手段にもなります。今後もこのつながりを大切にしながら、ぜひ調査への継続的なご参加をお願いします。

横浜市立大学 医学部
エコチル調査神奈川ユニットセンター 副ユニットセンター長
川上 ちひろ(エコチル調査 特任准教授)

エコチル調査は、全国10万人規模で行っている調査です。この10万人のうち、横浜市立大学では6,650人の方にご同意いただきました。生まれる前から13歳になるまでの長期に渡りご協力いただいておりますが、13歳を超えても調査を継続することになりました。参加者の皆様に支えられ、スタッフ一同がんばっています。

   

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