大学では研究を行う能力を習得します。
高等学校までの学習は、正しいことが分かっていることを身につけ、それを応用できる力の育成に主眼が置かれています。つまり先人たちの英知を学んでいます。大学では、既存の知識を見直し、新たな知見を得るために事象を追究していく「研究」を行います。
研究は「何をどのように明らかにしようとするのか」という問いが出発点です(問題提起)。次に、その問題が先人たちによりどこまで解明されていて、どこから未解明なのかを調べます。膨大な情報の中から信頼のおける情報を選び取る能力も必要です。また、検索した資料がすべて日本語で書かれているとは限りません。すなわちデータ処理や英語の技能も必要になってきます(技法の習得) 。さらに、得た情報が本当に信頼できるのかを見極め、考察を行う力が必要です。つまり、専門的な知識も習得していることが研究の基盤となります。
研究は「何をどのように明らかにしようとするのか」という問いが出発点です(問題提起)。次に、その問題が先人たちによりどこまで解明されていて、どこから未解明なのかを調べます。膨大な情報の中から信頼のおける情報を選び取る能力も必要です。また、検索した資料がすべて日本語で書かれているとは限りません。すなわちデータ処理や英語の技能も必要になってきます(技法の習得) 。さらに、得た情報が本当に信頼できるのかを見極め、考察を行う力が必要です。つまり、専門的な知識も習得していることが研究の基盤となります。
研究を遂行するには実証する技術や観察力が必要ですが、データをどのように処理し、解釈するのかという技能も必要になっています。つまり「データサイエンスの素養」を分野を問わず身につける必要があります。また、世界中の人々に正しく自分の研究内容を伝えたり、他者の意見を理解するために、「実践的な英語(Practical English)」のスキルも必要不可欠です。
以上のように、個々の興味の対象は様々ですが、研究を遂行する基礎的な部分は共通しています。そこで、本学では、初年次に研究活動に必要な科目を下図のように「問題提起科目群」「技法の習得科目群」「専門と連携科目群」に分け、共通教養科目として提供しています。学生は個々の目的に応じて約150科目の中から必要な科目を選択します。
以上のように、個々の興味の対象は様々ですが、研究を遂行する基礎的な部分は共通しています。そこで、本学では、初年次に研究活動に必要な科目を下図のように「問題提起科目群」「技法の習得科目群」「専門と連携科目群」に分け、共通教養科目として提供しています。学生は個々の目的に応じて約150科目の中から必要な科目を選択します。