YCU 横浜市立大学
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理学部

理学部
理学科

理学部では、自然科学の基礎を全般的に学ぶことで、物質科学の概念を踏まえて細胞・個体スケールの生命現象を捉えることができる人材、生命現象を原子・分子スケールで起こる物質科学として捉えることができる人材の育成を目指しています。そして、理 学的専門教養をもとに、医学・農学・工学等の連携研究にも積極的に挑戦できる人材を養成します。

学位: 学士(理学) 
取得できる資格:教員免許(理科)

理学部では、すべての学生が物理学、化学、生物学、数学の基礎を一通り学んだ上で、物質科学、生命科学、あるいはこれらの融合領域分野へ進みます。高等学校で物理あるいは生物を履修していない学生に対して、1年次にリメディアル講座の授業を用意して います。6つの履修モデルに沿って、高度な専門的知識・技術を身に付けます。

自然科学で世界に貢献するためには、グローバルな視点を持ち、英語を使って研究成果を発表する必要があります。「国際リトリートプログラム」は、グローバルな研究マインドと世界で通用する研究者としての実力を養うためのプログラムであり、卒業研究によって 得られた成果を海外の大学等で英語を使って発表し、海外の研究者とディスカッションすることができます。

自然科学研究では実験に基づく研究が不可欠ですが、学生にとっての研究スタートは3年次後期であり、それまで待たなければなりません。本学理学部の特別プログラムである「理数マスター育成プログラム」では、プログラム参加学生は1年次から自主的に研究活動を行うことができます。そのための専用教室「理数マスター室」をいつでも使 用することができるように整備しました。学生自らが決めたテーマに従って、教員の個別指導のもとで研究を進め、その成果を学内外の発表会で発表します。

4年間の学びのイメージ

理学部専門科目一覧


6つの履修モデルと4つのクラスター(科目群)

1年次には全員が物理学、化学、生物学の基礎実験を必修で学びます。それにより、理学全般の基礎的な知識や、必要とされる実験技術をしっかりと修得し、専門教育にスムーズに移行できる基礎力を養います。2年次以降はさまざまな専門領域から目的を持って学ぶため、6つの履修モデルを用意し、体系的に学修できるようになってい ます。さらに、各科目は学問領域ごとにグループ化された4つのクラスター(科目群)を置き、このうち2つを選択して学びます。理学部では3年次後期に研究室に配属され、専門領域を追求していきます。
 

高い専門性を有した研究室で卒業研究を体験

3年次の後期に研究室に配属され、研究室の指導教員のもと卒業研究として卒業までの1年半かけて最先端研究を行うことで、高い専門性を身に付けます。

物質科学分野

生命環境分野

生命医科学分野

学部・大学院の一貫教育

理学部は、学部・大学院の6年一貫教育により、自然科学で世界に貢献し、活躍できる人材を育成しています。学部教育で修得した物理学、化学、生物学を基盤とした生命科学に関する基礎知識を元に、大学院・生命ナノシステム科学研究科、生命医科学研究科に進学し、さらに高度な研究技術の修得、生理現象を理学的に解明する力を養います。 ここでは、各研究科及び附置研究所の概要について、紹介します。

生命ナノシステム科学研究科

自然科学の階層的専門研究を融合するカリキュラム編成と国際化推進

生命医科学研究科

ポストゲノム時代の新しい生命医科学の教育研究と最先端研究機関との密着した連携

木原生物学研究所

YCUの附置研究所としてコムギ・トウガラシ等をはじめとする最先端の植物研究を展開

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