YCU 横浜市立大学
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学長挨拶

新たな社会の創造をリードし、社会に貢献する大学として

~輝ける未来を拓く横浜市立大学へ~

横浜市立大学学長 相原 道子 横浜市立大学学長 相原 道子

横浜市立大学学長 相原 道子

横浜市立大学は、2005年の法人化以降、常に未来を見据えて改革を進めてきました。近年では2018年に首都圏初のデータサイエンス学部を設置し、2019年には国際総合科学部を国際教養学部、国際商学部、理学部に改組、さらに2020年にはデータサイエンス研究科の開設とともにみなとみらい21地区横浜ランドマークタワー内にサテライトキャンパスを開設しました。
一方、私が学長に就任致しました2020年4月からの2年間をふり返りますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中に拡大し、その後の未知なる感染症との戦いの過程で新たな世界が構築されていく中、大学のありかたも大きく見直しを迫られました。本学も高等教育機関としての使命を果たすべく、学内の感染対策とオンライン授業のための環境整備、教育に関わるDX(デジタルトランスフォーメーション)をすすめ、さらにオンライン留学や医学教育におけるシミュレーションセンターの充実・VR(バーチャルリアリティ)の導入といった教育環境の整備にも力を入れてきました。研究や地域貢献では、COVID-19の研究およびその成果のデータサイエンスを用いた社会への還元をはじめ、生命科学やがんおよび難病研究、都市問題の研究と対策提案など、本学の特長といえる領域の発展に力を入れてきました。医療においては、度重なる波が押し寄せるCOVID-19対応はもとより、横浜市および神奈川県等の多くの政策医療に貢献しています。
これからも予測不能な変化を続ける社会において、大学の諸活動を通して健康で活力のある社会の構築を牽引し、地域社会の持続的な発展ひいては世界の発展に寄与すべく、多様な知の結集により新たな価値を創出し世界に発信する「総合知」の拠点となることを目指します。

教育においては、高い倫理性のもと豊かな教養と高度な専門性を兼ね備え、社会課題の発見と自ら解決できる能力を持った人材、次世代のリーダーとなるグローバルな視点をもったイノベーティブ人材の育成に努めていきます。そのために、今後も領域横断型プログラムの実施やグローバル教育、データ思考教育に注力していきます。

研究においては、それぞれの学問領域において多数の国内外の研究機関と共同研究し、先端的な研究を発信し続けています。さらに本学が新たな社会において多様な価値観を創造する知の拠点であるために、異分野融合研究を推進し、社会課題の解決とイノベーションの実現にむけて行政、産業界、地域社会と共に取り組みます。

社会貢献においては、高度な研究成果の社会への還元と優れた人材の育成を通じて世界の発展に寄与します。地域社会・自治体・産業界との連携により地域社会の課題解決に取り組み、社会イノベーションのための拠点となることを目指します。

医療においては、COVID-19を含む新興感染症への対応とともに高度で先進的な医療を提供するとともに、臨床研究を推進し、医療人材の育成や地域医療機関との連携を通して、横浜市および周辺地域の医療をこれからも支えていきます。

横浜市立大学は、その始まりである横浜市立横浜商業専門学校創設から数えて2028年に創立100周年を迎えます。附属病院はその始まりである横浜仮病院開設から数えて2021年に150周年を迎えました。その伝統のもと、これからも幅広く社会の発展に貢献し、横浜市民の誇りとなる大学として「輝ける未来を拓く横浜市立大学」をめざして、歩んでまいります。 

(2022年8月1日)

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