当院の取組み

地域医療支援病院

当院は、従来から地域医療連携を推進してきましたが、平成19年9月、医療法に定める「地域医療支援病院」として承認されました。
これは、医療機関の連携及び役割分担を図るため紹介患者に対する医療提供、医療機器の共同利用の実施等を通じて、かかりつけ医等を支援するもので、大学病院として全国で初めての承認となりました。

地域医療支援病院として承認されるためには次のような条件があります。

  • 紹介患者に対する医療提供がなされていること。
  • 共同利用のための登録制度を設けており、専用病床を確保するとともに、医療機器等の利用がおこなえること。
  • 24時間体制で救急医療の提供を行えること。
  • 地域医療従事者を対象とした研修会を行う体制が整っていること。
  • 集中治療室、検査施設、病理解剖室、講義室、図書室等の整備がなされていること。

当院は、今後も大学病院として地域医療の向上のため様々な形で貢献するとともに、地域の病院、診療所相互の役割、機能分担と密接な連携を推進し、症状の重い紹介患者や救命救急患者を中心とした、高度・専門医療、救命救急医療により一層、取り組んでまいります。