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横浜市立大学 YOKOHAMA CITY UNIVERSITY

てんかんに対する「定位的温熱凝固術」
開頭手術よりも虚血性合併症が少ないことが明らかに

2026.09.30
  • プレスリリース
  • 研究
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)病院 脳神経外科診療部の林貴啓医師および岩崎真樹部長ほか3名、放射線診療部の木村有喜男医長および佐藤典子部長ほか1名、並びに横浜市立大学大学院医学研究科脳神経外科学教室の池谷直樹講師、高山裕太郎助教らの研究グループは、限局性皮質異形成(FCD)に伴う難治性てんかんに対して行う定位的温熱凝固術(RFTC)が、従来の開頭手術と比較して手術後に生じる脳梗塞の体積が極めて小さいことを明らかにしました。さらに、今回検討したRFTC症例において、手術後に生じる脳梗塞による永続的な神経学的後遺症が生じた症例はありませんでした。加えて、術後1年のてんかん制御率は開頭手術と数値的に同等程度に良好であることも明らかになりました。今回の発見から、術後に合併する脳梗塞が運動麻痺などの合併症につながりやすい脳の運動野周辺や島回のFCDに対して、RFTCがより安全な治療選択肢になりうることが示唆されました。
本治療法は2026年6月より、機能的定位脳手術として保険収載されており、FCDに伴うてんかんの外科治療に対する治療選択に大きく寄与するものと考えられます。
本研究成果は日本時間2026年9月23日に国際学術誌「Epilepsia」オンライン版に掲載されました。
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