2026.10.26
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8月24日から27日にかけて、「企画立案型実習B(横浜市版)」(担当教員:国際商学部 伊藤智明准教授)を実施しました。この講義は、「横浜市で商売を営む人びとの経営課題を解決するために、受講生が自らできることを考え、実践すること」を目的として開講されています。
今年度は、横浜市南区の「弘明寺かんのん通り商店街」を舞台に、商店街関係者や横浜信用金庫、横浜市などと連携しながらフィールドワークを実施しました。学生たちは商店街での活動を通じて、地域コミュニティの魅力や商売の難しさに触れながら、教室では得られない実践的な学びを深めました。
今年度は、横浜市南区の「弘明寺かんのん通り商店街」を舞台に、商店街関係者や横浜信用金庫、横浜市などと連携しながらフィールドワークを実施しました。学生たちは商店街での活動を通じて、地域コミュニティの魅力や商売の難しさに触れながら、教室では得られない実践的な学びを深めました。
授業の概要
Day 1(8月24日):イントロダクション&ゲスト講師による講義
初日は、授業の趣旨や流れを確認するイントロダクションから始まり、Day2でご協力いただく弘明寺商店街協同組合や店舗、地域の金融機関、市役所の職員の方などをゲスト講師やコメンテーターとして招き、地域課題や企業・行政の取り組みに関して講義が行われました。ゲスト講師の方々のそれぞれの立場での多様な視点に触れ、学生たちはフィールドワークに向けて熱心に耳を傾けていました。
Day 1(8月24日):イントロダクション&ゲスト講師による講義

初日は、授業の趣旨や流れを確認するイントロダクションから始まり、Day2でご協力いただく弘明寺商店街協同組合や店舗、地域の金融機関、市役所の職員の方などをゲスト講師やコメンテーターとして招き、地域課題や企業・行政の取り組みに関して講義が行われました。ゲスト講師の方々のそれぞれの立場での多様な視点に触れ、学生たちはフィールドワークに向けて熱心に耳を傾けていました。
その後のグループワークでは、Day2で実践する5チーム(清掃・お手伝い・調査①・調査②・チャレンジショップ)に分かれ、自己紹介やDay2の準備や不安な点の確認など、学生同士が初対面とは思えないほど活発に意見を交わす様子が見られました。
Day 2(8月25日):弘明寺かんのん通り商店街でのフィールドワーク(出店・対話・調査)
2日目は弘明寺かんのん通り商店街で10時~16時まで1日をかけてフィールドワークを実施しました。
学生は、清掃をしながら商店街の人たちとコミュニケーションを取る清掃チーム、商店街にいる人や店舗に調査をおこなう調査チーム、商店街の店舗を実際にお手伝いするお手伝いチーム、商店街内のスペースを借りて1日店舗運営をするチャレンジショップチームにそれぞれ分かれ活動しました。はじめはどうやって商店街に来た人に話しかけて良いか迷っていた学生も、担当教員のアドバイスを受けつつ時間が経つにつれて積極的になり、どのチームも商店街で働く人、支える人、買い物に来る人、通りかかった人など多くの人に直接話しかけ、体験し、対話を通じて多くの気づきや課題を見出す姿が見られました。
2日目は弘明寺かんのん通り商店街で10時~16時まで1日をかけてフィールドワークを実施しました。
学生は、清掃をしながら商店街の人たちとコミュニケーションを取る清掃チーム、商店街にいる人や店舗に調査をおこなう調査チーム、商店街の店舗を実際にお手伝いするお手伝いチーム、商店街内のスペースを借りて1日店舗運営をするチャレンジショップチームにそれぞれ分かれ活動しました。はじめはどうやって商店街に来た人に話しかけて良いか迷っていた学生も、担当教員のアドバイスを受けつつ時間が経つにつれて積極的になり、どのチームも商店街で働く人、支える人、買い物に来る人、通りかかった人など多くの人に直接話しかけ、体験し、対話を通じて多くの気づきや課題を見出す姿が見られました。

Day 3(8月27日):プレゼンテーション
3日目はフィールドワークで得た発見や課題について解決策まで1日をかけてまとめ、商店街関係者や金融機関職員を招き、プレゼンテーションを行いました。
3日目はフィールドワークで得た発見や課題について解決策まで1日をかけてまとめ、商店街関係者や金融機関職員を招き、プレゼンテーションを行いました。

清掃・聞きとりチーム
商店街の清掃活動を行いながら、商店主や来街者へのインタビューを実施しました。
活動を通して、「人は来ているが、必ずしも商店街で消費につながっていない」という現状や、喫煙場所など街の環境に関する課題を把握しました。チームからは、地域住民が交流しながら街をきれいにする「クリーン&コミュニティデー」の開催案が提案されました。
調査チーム①
商店街を歩きながら店舗や街並みを調査し、弘明寺ならではの魅力を発見しました。
個性豊かなパン屋が複数存在しながらも競合ではなく共存していることや、手書きのPOPなど大手チェーンにはない温かみのある工夫に着目。地域住民と観光客双方にとって魅力的な商店街のあり方について考察しました。
調査チーム②
事前情報をあえて持たずに商店街を歩き、人との出会いや対話を通じて新たな魅力を発見する活動を行いました。
地域住民だけでなく、テレビ番組などをきっかけに遠方から訪れた来街者とも交流し、「誰に対しても開かれた空間」であることが弘明寺の大きな特徴であるとの結論に至りました。
お手伝いチーム
商店街の店舗や横浜信用金庫などで実際の業務を手伝いながら、経営や運営の現場を体験しました。
キャッシュレス対応や業務効率化などの課題について学ぶ一方で、商店街に根付く人と人との温かなつながりも実感し、効率化だけでは測れない価値について考える機会となりました。
チャレンジショップチーム
商店街内のスペースを活用し、実際に商品・サービスを提供するビジネス体験に挑戦しました。「あなたの今を、一文字に。」という企画を運営し、来場者とのコミュニケーションを通じて顧客ニーズや価格設定、集客の難しさなどを体感。短期間ではありましたが、実践的なマーケティングと経営を学ぶ機会となりました。
各チームの発表の一つ一つに対しては、ゲストから商店街の運営、経営の実務的な視点からコメントが寄せられました。また、学生ならではの視点で作成されたマップにも関心が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
商店街の清掃活動を行いながら、商店主や来街者へのインタビューを実施しました。
活動を通して、「人は来ているが、必ずしも商店街で消費につながっていない」という現状や、喫煙場所など街の環境に関する課題を把握しました。チームからは、地域住民が交流しながら街をきれいにする「クリーン&コミュニティデー」の開催案が提案されました。
調査チーム①
商店街を歩きながら店舗や街並みを調査し、弘明寺ならではの魅力を発見しました。
個性豊かなパン屋が複数存在しながらも競合ではなく共存していることや、手書きのPOPなど大手チェーンにはない温かみのある工夫に着目。地域住民と観光客双方にとって魅力的な商店街のあり方について考察しました。
調査チーム②
事前情報をあえて持たずに商店街を歩き、人との出会いや対話を通じて新たな魅力を発見する活動を行いました。
地域住民だけでなく、テレビ番組などをきっかけに遠方から訪れた来街者とも交流し、「誰に対しても開かれた空間」であることが弘明寺の大きな特徴であるとの結論に至りました。
お手伝いチーム
商店街の店舗や横浜信用金庫などで実際の業務を手伝いながら、経営や運営の現場を体験しました。
キャッシュレス対応や業務効率化などの課題について学ぶ一方で、商店街に根付く人と人との温かなつながりも実感し、効率化だけでは測れない価値について考える機会となりました。
チャレンジショップチーム
商店街内のスペースを活用し、実際に商品・サービスを提供するビジネス体験に挑戦しました。「あなたの今を、一文字に。」という企画を運営し、来場者とのコミュニケーションを通じて顧客ニーズや価格設定、集客の難しさなどを体感。短期間ではありましたが、実践的なマーケティングと経営を学ぶ機会となりました。
各チームの発表の一つ一つに対しては、ゲストから商店街の運営、経営の実務的な視点からコメントが寄せられました。また、学生ならではの視点で作成されたマップにも関心が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
学生たちが感じた地域の魅力
最終日の振り返りでは、多くの学生から、地域とのつながりや現場だからこそ得られる学びについての感想が寄せられました。
「実際に現地へ出ることで、商店街の人々の温かさを知ることができた」
「授業外でもメンバー同士で話し合いながら試行錯誤できたことが良い経験になった」
「普段の授業では経験できない実践的な学びを得られた」
「ビジネスやマーケティングの難しさを肌で感じた」
「また弘明寺を訪れてお店をゆっくり見て回りたい」
また、当初は学生らしい視点から大胆な改善案を考えていたものの、現場に入り込んだことで「今ある地域の良さを残すことも重要ではないか」という気づきを得た学生もいました。
学生たちは5つのチームに分かれ、それぞれの視点から商店街を探究し、異なるアプローチで弘明寺かんのん通り商店街の魅力や課題に向き合いました。
最終日の振り返りでは、多くの学生から、地域とのつながりや現場だからこそ得られる学びについての感想が寄せられました。
「実際に現地へ出ることで、商店街の人々の温かさを知ることができた」
「授業外でもメンバー同士で話し合いながら試行錯誤できたことが良い経験になった」
「普段の授業では経験できない実践的な学びを得られた」
「ビジネスやマーケティングの難しさを肌で感じた」
「また弘明寺を訪れてお店をゆっくり見て回りたい」
また、当初は学生らしい視点から大胆な改善案を考えていたものの、現場に入り込んだことで「今ある地域の良さを残すことも重要ではないか」という気づきを得た学生もいました。
学生たちは5つのチームに分かれ、それぞれの視点から商店街を探究し、異なるアプローチで弘明寺かんのん通り商店街の魅力や課題に向き合いました。
地域と大学が共に未来をつくる
本実習は、弘明寺かんのん通り商店街、横浜信用金庫、横浜市立大学が連携して進める地域共創の取り組みの一環として実施されています。
学生たちは、商店街で働く人々や地域住民との対話を通じて、地域経済やコミュニティの持続可能性について考える機会を得ました。一方で、地域にとっても若い世代の新鮮な視点やアイデアに触れる機会となりました。
横浜市立大学では今後も地域との連携を深めながら、学生が実社会の課題に向き合い、実践的に学ぶ教育プログラムを推進していきます。
本実習は、弘明寺かんのん通り商店街、横浜信用金庫、横浜市立大学が連携して進める地域共創の取り組みの一環として実施されています。
学生たちは、商店街で働く人々や地域住民との対話を通じて、地域経済やコミュニティの持続可能性について考える機会を得ました。一方で、地域にとっても若い世代の新鮮な視点やアイデアに触れる機会となりました。
横浜市立大学では今後も地域との連携を深めながら、学生が実社会の課題に向き合い、実践的に学ぶ教育プログラムを推進していきます。
ゲストからのコメント
横浜弘明寺商店街協同組合・理事長
小林 宗之様
今回、弘明寺かんのん通り商店街を舞台に、学生の皆さんが清掃や店舗のお手伝い、聞きとり調査、チャレンジショップなどに取り組んでくださったことを嬉しく思います。最終日のプレゼンテーションでは、学生ならではの視点から商店街の魅力や課題が語られ、私自身もコメントをしながら、改めて商売や地域のあり方について考える機会となりました。商店街は、人と人とのつながりによって支えられています。今回の出会いをきっかけに、これからも学生の皆さんと一緒に商店街の未来をつくっていければと考えています。
横浜信用金庫・執行役員 エリア統括長(南部エリア担当)
渡辺 淳二様
今回の実習を通じて、学生の皆さんが地域の方々や商店街の事業者と積極的に対話し、現場でしか得られない気づきや学びを深めている姿が大変印象的でした。地域課題の解決には、多様な視点と新しい発想が欠かせません。皆さんから提案されたアイデアには、地域の魅力を再認識させるものも多く、私たちにとっても貴重な機会となりました。今後も地域金融機関として、商店街や大学との連携を通じて地域の活性化と次世代人材の育成に取り組んでいきたいと思います。
渡辺 淳二様
今回の実習を通じて、学生の皆さんが地域の方々や商店街の事業者と積極的に対話し、現場でしか得られない気づきや学びを深めている姿が大変印象的でした。地域課題の解決には、多様な視点と新しい発想が欠かせません。皆さんから提案されたアイデアには、地域の魅力を再認識させるものも多く、私たちにとっても貴重な機会となりました。今後も地域金融機関として、商店街や大学との連携を通じて地域の活性化と次世代人材の育成に取り組んでいきたいと思います。
伊藤 智明准教授からのコメント
本講義をご一緒くださった横浜弘明寺商店街協同組合の小林 宗之理事長、百崎 佑さん、横浜信用金庫の渡辺 淳二さん、弘明寺支店長の幅上 和男さん、横浜市経済局市民経済労働部商業振興課の谷藤 俊幸担当係長、筒井 楓さん、そして受講生の皆さんに心より感謝申し上げます。今回の企画立案型実習B(横浜市版)を通じて、弘明寺かんのん通り商店街には、学生をはじめとする大学関係者が地域の方々と程よい距離感を保ちながら、商売への理解を深めていく、というアントレプレナーシップ教育の現場としての大きな可能性があると改めて感じました。今後もGBS(弘明寺ビジネスストリート)と連動させながら、単に地域を「訪れる」のではなく、地域に「参加する」ことの意義をより明確にし、長期的な対話と探究につなげていきたいと考えています。
本講義をご一緒くださった横浜弘明寺商店街協同組合の小林 宗之理事長、百崎 佑さん、横浜信用金庫の渡辺 淳二さん、弘明寺支店長の幅上 和男さん、横浜市経済局市民経済労働部商業振興課の谷藤 俊幸担当係長、筒井 楓さん、そして受講生の皆さんに心より感謝申し上げます。今回の企画立案型実習B(横浜市版)を通じて、弘明寺かんのん通り商店街には、学生をはじめとする大学関係者が地域の方々と程よい距離感を保ちながら、商売への理解を深めていく、というアントレプレナーシップ教育の現場としての大きな可能性があると改めて感じました。今後もGBS(弘明寺ビジネスストリート)と連動させながら、単に地域を「訪れる」のではなく、地域に「参加する」ことの意義をより明確にし、長期的な対話と探究につなげていきたいと考えています。


