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YCU理学部 大関泰裕教授が、107th Indian Science Congress (第107回インド科学会議)の招へい講演者として登壇します

2019.12.25
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  • 研究

YCU理学部 大関泰裕教授が、107th Indian Science Congress (第107回インド科学会議)の招へい講演者として登壇します

講演タイトル: ” The possibility of marine lectins as post-antibody drugs (ポスト抗体医薬としての海洋動物レクチンへの期待)”

2020年1月3日(金)~7日(火)の期間、インド農業科学大学(インド,カルナータカ州 ベンガルール)において開催される、インド科学会議に、YCU理学部の大関泰裕教授が招へいされ、講演者として登壇します。
糖鎖生物学を専門とする大関教授は、”The possibility of marine lectins as post-antibody drugs (ポスト抗体医薬としての海洋動物レクチンへの期待)” と題した講演をおこないます。この発表はニュー・バイオロジー(生物化学・生物物理学・生物工学)分科会で行われ、ムール貝のレクチンに関する最新の研究について話をします。

The Indian Science Congressは、物質や情報、医科学など14の学術分科会と、理科教育、女性および子供の科学会議を含む、インド政府とインド科学会議協会の主催するインドで最大級の科学者の集会です。毎年新年の第一週、インドの各地で開かれるこの科学会議は、首相の開会宣言によりはじまり、招へいされた数名のノーベル賞研究者と、3万人以上の研究者を迎えて行われます。
主催団体であるインド科学会議協会は、科学技術の躍進とその教育の推進が国家を発展させるという考えから、1914年に西ベンガル州コルカタに設立され、以来100年以上の歴史をもち、インドの科学を振興してきました。

インドの国家的な科学会議へYCUの教員が招かれ、世界の研究者と交流を深められることで、大学の研究ネットワークがいっそう豊かになり、教育の質の向上や、姉妹都市との交流の活性化にも波及することが期待されます。

発表は、科研費補助金、横浜市立大学基礎研究費、横浜市リーディング事業トライアル助成金を受けてYCUで行われた「海の無脊椎動物レクチンに関する総合研究」と、JSPS外国人招へい研究者事業文部科学省国費留学生制度を含む大学院生・学部学生の研究を通じた教育指導により得られた成果が含まれています。
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