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丸山大輔助教が平成30年度(第15回)日本植物学会奨励賞を受賞

2018.09.03
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丸山大輔助教が平成30年度(第15回)日本植物学会奨励賞を受賞

丸山大輔 助教
学術院国際総合科学群生命ナノシステム科学研究科生命環境システム科学専攻の丸山 大輔 助教は、平成30年度(第15回)日本植物学会奨励賞を受賞しました。授賞式は、日本植物学会第82回大会期間中の2018年9月15日(土)に広島国際会議場(広島県広島市)で行われる予定です。
 
日本植物学会では、大賞をはじめとして学術賞、奨励賞、若手奨励賞、特別賞を設け、植物学に関する研究業績と、日本植物学会員としての学会への貢献に対して表彰を行っています。今回、丸山助教が受賞した奨励賞は、優れた研究を行い将来の発展が期待される若手研究者に授与されます。

丸山助教は、発表論文「新奇の細胞融合現象による花粉管誘引停止メカニズムの解明」で被子植物が正常な発生を担保する重要な現象である「多精拒否」に深く関わると考えられている、花粉管の誘引停止メカニズムの解明を報告しました。さらに、その誘引停止を引き起こす助細胞胚乳融合に、新規の遺伝子発現やサイクリン依存性キナーゼの活性が必要であることを発見しました。これら一連の発見とさらなる研究の発展が期待されることから、奨励賞を授与するにふさわしいとして評価されました。


助細胞胚乳融合の解説は、論文の解説記事をご覧ください。
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