臓器再生医学武部貴則准教授が日本臓器保存生物医学会研究奨励賞を受賞しました！

医学研究科臓器再生医学武部貴則准教授が、日本臓器保存生物医学会平成25年度研究奨励賞を受賞しました。

武部准教授ら臓器再生医学の研究グループは、2013年7月にiPS細胞から血管構造を持つ機能的なヒト臓器を創り出すことに成功し、英科学誌「Nature」に論文が掲載されました。この研究成果は肝臓疾患の再生医療や、医薬品の開発研究を飛躍的に加速すると期待されています。

今回の受賞課題は「移植医療に利用可能なiPS細胞由来ヒト臓器低温保存法の開発」です。

武部准教授略歴

平成17年4月　横浜市立大学医学部医学科入学
平成21年1月　Research Associate, The Scripps Research Institute, La Jolla, CA, USA
平成22年10月　External Medical Student, Dept. of Organ Transplantation,
Columbia University Medical Center, NY, USA
平成23年3月　横浜市立大学医学部医学科卒業
平成23年4月～　横浜市立大学大学院医学研究科臓器再生医学助手
平成25年11月～　横浜市立大学大学院医学研究科臓器再生医学准教授

JASSO(日本学生支援機構) 平成20年度優秀学生顕彰事業奨励賞（社会貢献活動）
MIRAI DESIGN AWARD 2030, 2011, Tokyo　http://www.miraidesign-lab.com
2011 Best Oral Presentation Award. 12th Congress of the Asian Society of Transplantation, Sep 24-28, Korea
Young Investigator Award. 第11回日本再生医療学会　Jun 12-14, 2012, 横浜
Travel Award, International Society for Stem Cell Research 11th annual meeting. Boston, MA, USA, June 12-15, 2013

◆研究テーマ
・iPS細胞から人工肝臓を作製
・コミュニケーションで医療を変える（広告医学が拓く新たな医療のカタチ）
・耳の幹細胞から軟骨を作製

臓器再生医学 武部貴則准教授が日本臓器保存生物医学会 研究奨励賞を受賞しました！