2026.11.02
- TOPICS
- 学生の活躍
- 国際商学部
横浜市立大学COI-NEXT拠点*1における研究開発課題6(リーダー:国際商学部原 広司准教授)では、学生の孤独・孤立の予防や居場所づくりに関する研究を進めています。
その取り組みの一環として誕生した「よっちカフェ」は、学生が気軽に立ち寄り、誰かと話したり、一人でゆっくり過ごしたりできる居場所として運営されています。当初は新入生を対象とした取り組みとしてスタートしましたが、学部学年問わず、多くの学生に利用されながら活動を継続し、現在は学生スタッフが中心となって運営を担っています。
活動開始から2年目を迎えたよっちカフェでは、学生スタッフによる主体的な運営体制づくりが進められています。今回のワークショップでは、横浜市こころの健康相談センター(以下、ここセン)のご協力のもと、同センター職員の皆さまを講師に迎え、よっちカフェ人材部の学生スタッフが企画・運営し、よっちカフェを訪れる学生との関わり方について学び、安心して過ごせる居場所づくりにつなげることを目的として開催されました。
その取り組みの一環として誕生した「よっちカフェ」は、学生が気軽に立ち寄り、誰かと話したり、一人でゆっくり過ごしたりできる居場所として運営されています。当初は新入生を対象とした取り組みとしてスタートしましたが、学部学年問わず、多くの学生に利用されながら活動を継続し、現在は学生スタッフが中心となって運営を担っています。
活動開始から2年目を迎えたよっちカフェでは、学生スタッフによる主体的な運営体制づくりが進められています。今回のワークショップでは、横浜市こころの健康相談センター(以下、ここセン)のご協力のもと、同センター職員の皆さまを講師に迎え、よっちカフェ人材部の学生スタッフが企画・運営し、よっちカフェを訪れる学生との関わり方について学び、安心して過ごせる居場所づくりにつなげることを目的として開催されました。
「気づき、声をかけ、つなぐ」ゲートキーパーの役割を学ぶ
ワークショップの前半では、ここセン職員の方によるゲートキーパー養成研修が行われました。参加した学生スタッフは、悩みを抱える人に見られる変化やサインについて学び、「問題を解決する人」ではなく、「気づき、声をかけ、必要に応じてつなぐ人」としての役割について理解を深めました。
ワークショップの前半では、ここセン職員の方によるゲートキーパー養成研修が行われました。参加した学生スタッフは、悩みを抱える人に見られる変化やサインについて学び、「問題を解決する人」ではなく、「気づき、声をかけ、必要に応じてつなぐ人」としての役割について理解を深めました。
AIロールプレイで実践的に学ぶ
後半では、よっちカフェ人材部が企画したAIロールプレイ演習を実施しました。学生スタッフは、最近様子が変化した学生ペルソナを演じるAIと対話しながら、よっちカフェでの声かけや傾聴の実践、必要な支援へのつなぎ方を体験しました。
相手の変化に気づいて自然に声をかけたり、否定せずに話を聴いたりすることで少しずつ悩みを打ち明けてもらえる場面がありました。一方で、一方的な助言や決めつけた言葉、質問を重ねすぎる対応をすると、相手が心を閉ざしてしまう場面もありました。研修に参加した学生スタッフたちは、相手との信頼関係を築くことの難しさや、寄り添う姿勢の大切さについて実践を通して学びました。
後半では、よっちカフェ人材部が企画したAIロールプレイ演習を実施しました。学生スタッフは、最近様子が変化した学生ペルソナを演じるAIと対話しながら、よっちカフェでの声かけや傾聴の実践、必要な支援へのつなぎ方を体験しました。
相手の変化に気づいて自然に声をかけたり、否定せずに話を聴いたりすることで少しずつ悩みを打ち明けてもらえる場面がありました。一方で、一方的な助言や決めつけた言葉、質問を重ねすぎる対応をすると、相手が心を閉ざしてしまう場面もありました。研修に参加した学生スタッフたちは、相手との信頼関係を築くことの難しさや、寄り添う姿勢の大切さについて実践を通して学びました。
学生同士で振り返り、今後の活動へ
最後にはグループごとにワークの内容を振り返り、どのような声かけが安心感につながるのか、また学生の変化に気づいた際にどのような対応ができるのかについて共有し、ここセン職員の方からのフィードバックの時間も設けられました。
今回のワークショップは、学生スタッフがよっちカフェの役割について改めて考え、利用者にとってより安心して過ごせる居場所づくりへの理解を深める機会となりました。
最後にはグループごとにワークの内容を振り返り、どのような声かけが安心感につながるのか、また学生の変化に気づいた際にどのような対応ができるのかについて共有し、ここセン職員の方からのフィードバックの時間も設けられました。
今回のワークショップは、学生スタッフがよっちカフェの役割について改めて考え、利用者にとってより安心して過ごせる居場所づくりへの理解を深める機会となりました。
■概要
よっちカフェでは、利用者にとってより安心できる居場所づくりを目指し、学生スタッフの育成を担当するよっちカフェ人材部が中心となって、横浜市こころの健康相談センターと連携した合同ワークショップを実施しました。本ワークショップでは、利用者の小さな変化に気づき、適切な声かけや見守りにつなげる力を養うことを目的に実施されました。
■スケジュール
ワークショップ当日の流れ
14:30-14:40 自己紹介など
14:40-14:50 こころの健康相談センターのご紹介
14:50-15:10 ゲートキーパー講座
15:10-15:40 人材部企画のAIロールプレイ研修・議論
15:40-16:00 振り返り・ここセンの方からのフィードバック
■横浜市こころの健康相談センターからのコメント
今回のワークショップでは、学生スタッフの皆さんが非常に主体的に参加され、一人ひとりが相手の気持ちに寄り添いながら対話する姿勢について真剣に考えていることが印象的でした。ゲートキーパーの役割は問題を解決することではなく、相手の変化に気づき、声をかけ、必要な支援につなぐことです。今回学んだことが、よっちカフェを利用する学生の皆さんにとって安心できる居場所づくりにつながれば幸いです。
■よっちカフェ人材部からのコメント
企画にあたっては、ここセンの皆さまによるゲートキーパー養成研修の内容を、私たちの活動の場であるよっちカフェにどのように落とし込むかを最も重視しました。学んだことをもとに「よっちカフェならではの場面で自分ならどう行動するか」を参加者自身に考えてもらう場にしようと決まり、AIを用いたロールプレイ型の研修という形にまとまりました。AIが相手であれば、人同士のロールプレイとは違い、応答までにじっくり考える時間を取れるという利点があり、その点も活かしながら当日の研修を進めることができました。今回の経験をもとに、よっちカフェをよりよくできるように頑張ります!
国際商学部 赤木 智隼さん、田中 銀仁さん
理学部 北川 涼楓さん
理学部 北川 涼楓さん
■原 広司准教授からのコメント
本ワークショップは、横浜市こころの健康相談センターから、大学生向けのゲートキーパー事業についてご相談をいただいたことをきっかけに実現しました。
2025年度に始まったよっちカフェは利用者が徐々に増え、それに伴って相談を受ける機会も多くなりました。一方で、学生スタッフが研修を受ける機会はまだ十分ではなく、体制を整える必要がありました。
ゲートキーパー事業では、ゲートキーパーの役割として「気づく」「声をかける」「話を聴く」「つなぐ」「見守る」の5つを伝えています。よっちカフェ人材部の学生たちは、この内容を踏まえ、横浜市こころの健康相談センターの皆様のご協力のもと、独自にワークショップを企画しました。短期間で質の高い内容を作り上げたことに、私もセンターの皆様も大変驚きました。
今後も、よっちカフェがよりよい場所になるよう、学生スタッフとともに取り組んでまいります。また、今回のように多様な関係者と連携し、若者の生きづらさの解消に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。
*1 横浜市立大学研究・産学連携推進センターの宮﨑 智之教授がプロジェクトリーダーを務めるCOI-NEXT拠点


