横浜・大学対抗ビジネスプランコンテストで市大が2連覇！

2022年12月17日（土）に横浜のYOXO BOX（よくぞボックス）^＊1にて、横浜に立地する４大学（神奈川大学、慶應義塾大学、横浜国立大学、横浜市立大学）にて起業を志す学生チームがそれぞれのビジネスプランを発表し、その様子がYouTubeにてLive配信されました。

本年度は、ボートシェアによるクルージング事業に取り組んでいるYCU国際商学部4年の三宅剛平さんと、名桜大学国際学群観光産業専攻4年の野口千士朗さんの二人が最優秀賞を獲得し、横浜市立大学は昨年に続き2連覇となりました。

なお、昨年度は、国際総合科学部 経営科学系（現 国際商学部）4年の関芳実さんと菊原美里さんが立ち上げた企業向けの寄付プラットフォーム「株式会社 StockBase」が最優秀賞を獲得しました。
（https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2021/business_contest_yokohama.html）


【イベント概要】
配信番組タイトル「横浜・大学対抗ビジネスプランコンテスト」

配信日：2021年12月17日（土）12：30～16：40
会場   ：YOXO BOX
主催　：横浜未来機構、横浜国立大学
後援　：横浜市経済局
審査員：
・YOXOイノベーションスクール長/武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長/Zアカデミア学長　伊藤洋一氏
・株式会社TNPパートナーズ代表取締役社長　呉雅俊氏
・合同会社OXT Lab代表　牛尾隆一氏
・株式会社ピクニックルーム代表・関内まちづくり振興会　後藤清子氏
・スカイファーム株式会社CEO　木村拓也氏

二人は、高校生時代の友人で、ボートレジャーの楽しさを広めたいという想いから株式会社PocketPortを起業しました。第二回よこはまアイデアチャレンジでも最優秀賞を受賞しています。
今回の最優秀賞獲得について、代表の三宅剛平さんにコメントをもらいました。

これまでの活動を詰め込んだプレゼンができたと思います。また、昨年優勝された、先輩であるStock Baseの関さんと菊原さんのお二人にもアドバイスを頂けたことがとても大きかったです。こうして同じ大学の中で頼れる先輩がいるのはとても心強いと日々感じています。私たちも負けずに、日本にボートレジャー2.0を起こすべく励んでいきたいです。

出場した各大学の代表チームをご紹介します。（発表順）
・神奈川大学　Ra-view(ラビュー）
VRを活用した英語コミュニティを提供する、全世界の人と繋がれるサービスを提案。

・横浜市立大学　PocketPort
ボートレジャーの楽しさを広めたいという想いで活動中。第二回よこはまアイデアチャレンジ最優秀賞受賞。

・慶應義塾大学　Bestomel
人の行動を再現するエージェントベースシミュレーションとAIによる戦略最適化を組み合わせたコア技術を開発し、コインパーキング・駐車場のダイナミックプライシングに取り組む。この技術の導入によって、管理者には収益向上、利用者には適当な価格や恒常的な満車の解消といったメリットをもたらす。

・横浜国立大学　DotDeli(どっとでり)
D2Cブランドの立ち上げで販路として活用したキッチンカー事業にて、1坪で1日40万円の売上、週3稼働で年商1000万円ペースを達成。移動販売業界に可能性を感じ、開業相談事業、イベント企画などを通じて生まれた当事者としての課題から発案したビジネス。

本ビジネスプランコンテストでは、審査員から丁寧なコメントやアドバイスがもらえるため、ビジネスプランのさらなるブラッシュアップが期待されます。また、学生起業家同士が知り合える機会ともなり、大学の垣根を超えた交流が図れます。
YCUでは、起業に興味のある学生の背中を後押しすることができるように起業家育成プログラムを設置するなどアントレプレナーシップ教育にも力を入れており、ビジネスプラン作成のスキルを身に付けると共に、自身のアイデアを実現したいという強いパッションを発露できる人材の育成を目指します。

^＊1　YOXO BOX
ベンチャー企業の成長支援事業の拠点として研究者・技術者、起業家、学生などの人材が、組織を越えてネットワークを広げ、新たなイノベーションを横浜から創出していくことを目的として2019年に横浜市が設立したイノベーション拠点。

横浜市立大学　広報課
E-mail：koho@yokohama-cu.ac.jp