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横浜・大学対抗ビジネスプランコンテストが開催されました

2022.01.18
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「YOXOカレッジ」横浜・大学対抗ビジコン開催

2021年12月18日に横浜にあるYOXO BOX(よくぞボックス)*1にて、横浜国立大学、神奈川大学、横浜市立大学の3校より選出された代表チームが選りすぐりのビジネスプランを審査員に発表し、その様子がYouTubeにてLive配信されました。
本イベントでは、YOXO BOXの設立目的に沿った、クリエイティブで自由な発想を持った大学生がビジネスプランを発表し、審査員の方からのコメント・アドバイスを受けました。

本ビジコンは、SCORE(拠点都市環境整備型)横濱プラットフォームの採択を受け、横浜でのイノベーション推進のため参考学連携で取り組んでいる事業です。
当日の様子 in YOXO BOX

【イベント概要】

配信番組タイトル
「横浜未来機構 Presents 横浜・大学対抗 ビジネスプランコンテスト」in YOXO BOX

審査員席の様子
配信日:2021年12月18日(土)12:30~18:00
会場   :YOXO BOX 
司会者:J:COMニュースアナウンサー 京極雅美氏
審査員:
・横浜国立大学 学長 梅原出氏
・YOXOビジネススクール長・武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長 伊藤洋一氏
・株式会社TNPパートナーズ代表取締役社長 呉雅俊氏
・スカイファーム株式会社CEO 木村拓也氏
・横浜インキュベータ株式会社代表(MBA・東京工業大学非常勤講師) 東谷勉氏
・合弁会社OXTLab代表 牛尾隆一氏
本格的な配信機材とプロの司会の方、そして豪華な審査員が揃い、発表する6チームの学生たちは会場に入った瞬間から緊張をしていましたが、本番では、どのチームも堂々とビジネスプランを発表していました。

横浜市立大学の代表チーム「StockBase」が最優秀賞!

今回のビジネスプランコンテストには、各大学から選ばれた2チームずつ計6チームが出場しました。どのチームもアイデアだけでなく、サービスを開始していたり、収入を得ていたりと本格的な活動をしており、聞きごたえのある内容でした。
発表後に最優秀賞・優秀賞・審査員特別賞が授与される予定でしたが、どのチームも素晴らしい内容だったという事で、最優秀賞のみ発表に変更され、本学のStockBaseが最優秀賞に輝きました!
横浜市立大学チームを率いた芦澤准教授(国際商学部)と優勝したStockBaseの関さんを囲むHomiracleの2人(米ケ田さんと川口さん)
今回の最優秀賞の副賞として、JBMC2022(日本大会)への出場権が与えられるそうです。
JBMCは学生中心(社会人も参加は可能)のビジネスコンテストで、日本大会で優勝すると、シンガポールで開催される世界大会へ参加できる権利が獲得できるため、StockBaseのさらなる活躍が期待されます。
出場した各大学の代表チームをご紹介します。(発表順)
  1. チーム電情/横浜国立大学
    発表タイトル:Trivendor~環境にやさしく新しい価値を自販機で~
    横浜国立大学で実施されたビジネスコンテストで準優勝した理工学部電子情報システムEPの1年生4人によるチーム。試飲が難しく大量でしか販売されていないプロテインを自動販売機で小売販売するアイデア。
  2. Homiracle/横浜市立大学
    発表タイトル:Homiracle~日本人の顧客に対して、海外の家族との最適なマッチングを提供する海外ホームステイ事業~
    ホストファミリーとの最適なマッチングと将来への有益性の高さが特徴の海外ホームステイを提供。サービスを開始して8カ月で、参加者17名、参加者収入85,000円を達成。
  3. Open Design Platform/神奈川大学
    発表タイトル:Open Design Platform
    開発した受信端末を利用して、ウェブサイトからAmazonで買い物をするようにワンクリックで自宅の3Dプリンターに出力されるサービス。現在、特許を出願中。
  4. ディアベリ—/横浜国立大学
    発表タイトル:「命を無駄にしない」から始まるオリジナルなペットフードとは。
    鹿の魅力を多くの人に届けるプロジェクト。鹿の廃棄される部位を使用して、ペットフードの販売を目指す。横浜国立大学で実施されたビジネスコンテストで優勝し、3つのラジオ番組に出演、Yahoo!ニュースにも掲載。
  5. StockBase/横浜市立大学
    発表タイトル:約半年間で得た課題から生まれたStockBaseのビジネスモデル
    横浜市立大学で実施されたビジコンで優秀賞を受賞し、2021年4月に会社を設立。期限が迫った備蓄品を有効活用したい企業とそれを必要としている団体をマッチングするサービス。
  6. AroDo/神奈川大学
    発表タイトル:AroDo
    貧困問題解決のため、寄附に焦点を当てて必要な人に必要なものを届ける個人に特化した寄附プラットフォームの提案。
発表の様子(左:Homiracle、右:StockBase)
今回のイベントでは自分たちのビジネスプランを審査員からコメント・アドバイスしていただいたことで、それぞれのビジネスプランのブラッシュアップが期待されます。また、休憩中は学生同士でお互いのプランについてアドバイスし、連絡先を交換するなど、大学の垣根を越えた交流を図っていました。審査員の方々とも積極的に話し、何か1つでもヒントを得ようという学生たちの熱意と気概が感じられました。
審査員をはじめ、会場にいた人、Live配信を視聴していた人達は、堂々とビジネスプランを語る学生に、心熱くなったのではないでしょうか。
本学では、学部の垣根を越えた領域横断的な起業家育成プログラムを設けています。起業に興味のある学生の背中を後押しすることで、横浜におけるスタートアップ増加(イノベーション力向上)にも寄与し、自身のアイデアにより社会課題の解決を実現したいという、強いパッションを発露できる人材を育成します。
*1 YOXO BOX
ベンチャー企業の成長支援事業の拠点として研究者・技術者、起業家、学生などの人材が、組織を越えてネットワークを広げ、新たなイノベーションを横浜から創出していくことを目的として2019年に横浜市が設立したイノベーション拠点です。
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