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再生医療用細胞に混入する未分化ヒトiPS細胞の 高感度検出法を開発~再生医療の安全性向上に貢献~

2020.06.25
  • プレスリリース
  • 研究

再生医療用細胞に混入する未分化ヒトiPS細胞の 高感度検出法を開発

再生医療の安全性向上に貢献

~『Scientific Reports』に掲載~

横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学 谷口英樹教授(兼・東京大学医科学研究所教授)、関根圭輔客員准教授(元・東京大学医科学研究所准教授、現・東京大学医科学研究所客員研究員・国立がん研究センター独立ユニット長)らの研究グループは、東京大学医科学研究所、栄研化学株式会社等と共同で、ヒトiPS細胞から肝臓細胞などさまざまな細胞に分化誘導した際にわずかに残る可能性がある未分化なヒトiPS細胞を高感度に検出する手法を開発しました。

本研究で得られた結果は、ヒトiPS細胞から肝臓に加えて血管や神経など様々な細胞を分化誘導し、再生医療へと応用する際に、製造工程における品質評価の手法を提供するもので、再生医療製品の安全性の向上に貢献すると期待されます。

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