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国際教養学部 庄司達也教授、フィルム修復事業に関する郡山市との協定について

2020.04.15
  • 大学からのお知らせ
  • 研究

フィルム修復事業に関する郡山市との協定について

左、庄司達也教授。右、品川萬里郡山市長。
2020年4月15日、公立大学法人横浜市立大学と郡山市は、郡山市が所蔵する久米正雄関連資料の修復事業を実施するにあたり、協定を締結しました。

本学は、日本近代文学を専門とする国際教養学部 庄司達也教授が、郡山市が所蔵し、こおりやま文学の森資料館が保管する久米正雄により撮影された映像資料(フィルム)を専門機関による調査分析を行うことで、修復事業を実施していく予定です。

映像資料(フィルム)の一部は、現在、固着・劣化によりその全容を確認することができないものの、部分的に確認できる範囲では、「蒲団」「田舎教師」などの自然主義派の作品で知られる作家の田山花袋(たやまかたい)等が映っていることから、希少性の高い貴重な資料であることが想定され、今後、この取り組みを具体的に推進していく為に郡山市と協定を締結しました。

庄司達也教授 プロフィール



東京成徳大学・教授を経て、2016年4月、横浜市立大学に着任。
専門は、日本近代文学。
大正期に活躍した芥川龍之介を中心に、日本近代文学、文化の領域について研究。近年は、作家が聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するレコード・コンサートを企画・開催するなど、同時代芸術との関係に注目した研究を多面的に展開。
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