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YCU×横浜市消防局 救急車出場件数を予測!2030年には1.36倍に

2017.12.11
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YCU×横浜市消防局 救急車出場件数を予測!2030年には1.36倍に。

YCUと横浜市消防局は6日、救急需要の予測についての共同研究の成果を横浜市長定例会見にて発表しました。この研究によると、救急車の出場件数は、2030年に15年の1.36倍にあたる24万件超に達し、19年をピークに人口は減少する一方、急激な高齢化により救急搬送は増える見通し。人口が多く、高齢化率の高い戸塚区、港北区の増加率が顕著で、地域によっては出場可能な救急車が不足する事態が恒常的に発生する恐れがあることがわかりました。
本研究は、データサイエンス推進センターの山中竹春教授を筆頭に、本学臨床統計学教室の三枝祐輔助教と、窪田和巳助教が担当。消防局が保有する02年から16年の計15年間の約250万人に上る救急搬送記録をデータサイエンスの手法を用いて分析。市内の将来人口推計や流入人口、訪日外国人客(インバウンド)、気象などの要素を加味し、予測しました。
YCUは、2018年4月にデータサイエンス学部を設置し、横浜市と連携した施策などにもデータサイエンスを活用していくことを目指します。
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