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横浜市立大学×横浜市医療局。データサイエンスの力を、がん政策に活用!

2016.09.08
  • TOPICS
  • 研究

横浜市立大学×横浜市医療局。データサイエンスの力を、がん政策に活用!

横浜市立大学は、横浜市医療局と連携し、横浜市域のがんに関する医療実態の把握に向けたNDBデータの分析に乗り出します。分析が可能となったのは、全国の市レベルで横浜市が初めてNDBデータの提供を国に申請し、承諾を得たことによります。
分析は、データサイエンスの国内リーダーである山中教授を筆頭に、本学臨床統計学教室の専門家集団が担当。これまで全国一律の汎用的な統計データから類推するしかなかった実態が、横浜市を対象としたデータ分析により、年齢・がんの種類・治療方法など多様な切り口で、細かく浮彫りにすることができます。そして、この細かな分析結果をもとに、患者の就労支援や緩和ケア病棟の整備など、具体的な医療政策に活用していくことが狙いです。
今回のがん対策に関わる連携をはじめ、横浜市立大学はデータサイエンスをあらゆる医療政策へと活用していくことを目指します。

※NDB
ナショナルデータベース:全国のレセプトデータ等を一元化した国が保有するデータベース
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