佐藤　雅樹さん（大学院 経済学研究科 平成13年卒）

株式会社 若武者ケア　代表取締役社長
大学院 経済学研究科（平成13年卒業）
横浜市出身

大学院卒業後大企業に勤務するも企業経営に興味を持ち、自らも経営してみたいと起業した佐藤さん。「社会の役に立つ」「仕事を通じて自らが成長できる」「産業としての成長が期待できる」という３点を起業する業界を選択する際の条件として設定し、その3点を満たす事業として介護事業を選択されました。「経営者の一般的なビジネスの世界における経営常識を介護業界に取り入れたい」という思いを具現化するため、異業種出身者や新卒者を積極的に採用した組織を構築し、2007年の創業以来急成長を遂げています。また、労働環境・条件が厳しいと言われている業界にありながら「従業員満足度向上がサービス向上に直結する」という明確な経営姿勢により、休日や福利厚生の充実、および会社の利益をできる限り職員に還元することでサービスの向上へ繋げており、会社のHPに掲載されているケアスタッフのブログからも、社内の風通しの良さと和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます。
創業以来、決して平坦な道のりだけでは無かったようですが、その都度反転攻勢により業績をV字回復させ、年商19.2億円（令和4年度グループ売上）、正社員210名、パート・登録ヘルパー300名（令和4年3月現在）の規模まで会社は成長しています。


 

今後も「訪問看護等を強化しながら、介護の重度化対応など、サービスの質を上げていきたい。そのためにも、従業員を大切にしながら「若者とお年寄りの架け橋になる」ことを目指していきたい」とおっしゃる佐藤さん。
素敵な起業家・経営者であるご卒業生にお目にかかることができました。