【開催報告】イアン・バーニー駐日カナダ大使講演会
横浜市立大学は、グローバルな視野を持って活躍する人材の育成を目的に、毎年、各国の大使など国際的に活躍する方々をお招きして、各国の動向や、日本との関わりなど、グローバルな視点から語っていただく講演会を英語で開催しています。
今回はコロナウイルス感染症の影響で、金沢八景キャンパスにお招きすることは叶いませんでしたが、バンクーバー市と横浜市の姉妹都市提携55周年を記念し、イアン・バーニー駐日カナダ大使に“From rocks and logs to AI: Canada-Japan trade relations in a turbulent global environment” という演題で、Zoom Webinar方式でご講演頂きました。当日は、太田塁教授（国際商学部）がモデレーターを務め、118名の学生が参加しました。
講演では、現在のカナダの概要をはじめ、進化を続けるカナダと日本間の貿易関連を中心に、幅広い分野での協力関係についてお話しいただきました。大使は、両国間の強い結びつきは多くの国際問題に対する共通の価値観に支えられており、コロナウイルス感染症拡大などの影響で先行きが不透明となっている現状においても、両国が協力関係を維持し、パンデミックや気候変動、環境保全などの国際問題をともに乗り越えていくことの必要性について語られました。
また、カナダと日本の経済的結びつきについて、コロナ禍にあっても、両国の強固な経済・貿易関係は変わることなく維持されていること、加えて、貿易関係にとどまらず、カナダが世界屈指のイノベーション大国であること、そして、エネルギー、テクノロジー、宇宙開発、文化的交流など多岐にわたる分野での繋がりをご紹介いただき、学生からは、両国間の繋がりの多様性に対する驚きの感想があがりました。
講演の締めくくりとしてバーニー大使は、カナダと日本の繋がりは強固であり、人の往来が再開された際には一層発展していくだろう、との見通しを述べられました。また、若者たちがより一層世界の問題に関心を持ち、他国やその文化について理解を深めることが重要だとし、これからの将来を担う学生たちに向けて、世界に視野を広げ、世界の諸問題に目を向け、将来的に国際的なキャリアを目指すことも考えるよう、エールを送られました。
講演後の質疑応答では、Webinarの機能上、残念ながらface-to-faceの質疑応答は叶いませんでしたが、学生からは音声およびチャットを使用し、カナダの経済や他国との関係に関する多様な質問が出され、バーニー大使はすべての質問にとても丁寧にお答えくださいました。今回の講演は、学生達にとって、カナダという国の特長や日本との関係の深さを学ぶ貴重な機会となりました。
講演後の質疑応答では、Webinarの機能上、残念ながらface-to-faceの質疑応答は叶いませんでしたが、学生からは音声およびチャットを使用し、カナダの経済や他国との関係に関する多様な質問が出され、バーニー大使はすべての質問にとても丁寧にお答えくださいました。今回の講演は、学生達にとって、カナダという国の特長や日本との関係の深さを学ぶ貴重な機会となりました。
【イアン・バーニー駐日カナダ大使講演会】
日時 ：2020年12月16日(水） 12:50-14:20
開催方法 ：Zoom Webinar
テーマ： 「From rocks and logs to AI: Canada-Japan trade relations in a turbulent global environment」
（日本語訳：「鉱物や木材からAIまで：激動のグローバル環境におけるカナダと日本の貿易関係」）
講演者： イアン・バーニー駐日大使（Mr. Ian Burney, Ambassador of Canada to Japan）
モデレーター：太田 塁 教授（国際商学部 国際商学科）
日時 ：2020年12月16日(水） 12:50-14:20
開催方法 ：Zoom Webinar
テーマ： 「From rocks and logs to AI: Canada-Japan trade relations in a turbulent global environment」
（日本語訳：「鉱物や木材からAIまで：激動のグローバル環境におけるカナダと日本の貿易関係」）
講演者： イアン・バーニー駐日大使（Mr. Ian Burney, Ambassador of Canada to Japan）
モデレーター：太田 塁 教授（国際商学部 国際商学科）