GCI(グローバル都市協力研究センター)のミッション
横浜市立大学(YCU)では、国際機関等の協力を得て、主にアジアの各都市が抱える問題や課題の解決を目指す大学間ネットワーク「アカデミッククコンソーシアム(IACSC)」を構築し、2009年度から活動しています。IACSCの活動では、「環境」「まちづくり」「公衆衛生」の3つのユニットを中核に据え、国際シンポジウム・ワークショップ等の開催・運営、都市課題共通教育プログラム(SUDP)や主に大学院生を対象とした研究・教育指導プログラム(YUSS)の実施、研究者間・学生間の交流を中心に展開しています。
グローバル都市協力研究センター(GCI)は、IACSCの活動を推進し、大学連携の強化や都市間連携のサポート、国際社会で指導的役割を果たせる「グローバル人材育成」を目的に設立されました。YCUの学生は、IACSCの活動に積極的に参加し、他大学の学生との交流や学習にかかわることで国際的な思考力と理解力、行動力や交渉力を身につけることができます。GCIでは、学生が国内や海外のフィールドへ出ると共に、オンライン教育等を通じて、各都市が抱える現状と課題に向き合い、知識と経験を得て実践的に活動できる人材の育成を強力に支援していきます。
グローバル都市協力研究センター長 大西暁生
アカデミックコンソーシアム Academic Consortium
持続可能な都市をめざして~アカデミックコンソーシアムの役割~
アカデミックコンソーシアムは、国際機関等の支援を受けながら、アジアを中心とした都市の大学教員・研究者・学生・職員及び関連する機関が相互に連携し、情報やリソースの共有、議論、調査、研究、プロジェクトを実施します。具体的には「環境」「まちづくり」「公衆衛生」の3つのテーマで活動を展開。持続可能な社会をめざして、都市の諸問題を解決し、地域や世界に貢献することを目標としています。