第3回経営審議会
議事録
公立大学法人横浜市立大学 令和2年度 第3回経営審議会 議事録
日時:令和2年6月18日(木) 10時00分~12時00分
会場:金沢八景キャンパス大会議室及びzoomを利用したオンライン開催
委員:二見理事長、相原副理事長、今田理事、遠藤理事(副学長)、後藤理事(附属病院長)、西郷理事、下澤理事(事務局長)、玉村理事、中條理事(副学長)、原田理事(欠席)、福井理事、矢部理事、太田監事、玉越監事
1.開会
令和2年4月に着任した相原副理事長及び後藤理事から就任のあいさつがあった。
2.議事
(1)令和元年度第2回経営審議会議事録(案)について
令和元年度第2回経営審議会議事録(案)について、承認された。
3. 報告
(1)令和元年度(2020年3月卒)卒業生の進路について
令和元年度卒業生の進路・就職状況について、報告が行われた。
・県内所在企業への就職に関し、大阪市立大学、名古屋市立大学及び横浜国立大学と本学の就職率の比較について質問があり、確認のうえ次回以降の経営審議会で報告することとなった。
・卒業生に対する就職後のフォローアップについて質問があり、卒後3年のタイミングでアンケート調査を実施している旨、回答があった。
・卒後数年で離職する方に対し、大学としてフォローしていただきたいとの意見があった。
報告2及び3に先立ち、新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る本学の対応の概要について報告が行われ、意見交換がなされた。
・新型コロナウイルス感染症に関して本学が行ってきた対応について、他病院や教育機関にノウハウを伝えるべきである。
・今回の新型コロナウイルス感染症対応を機に学んだことを整理し、今後に備えることが重要である。
・新型コロナウイルス感染症の収束後、経営状況の確認や学生に対するフォローなどアフターケアが重要である。
・病院の収支状況は、患者の受診抑制やコロナ専用病棟確保のため、既存一般病棟を止めたりした影響などが大きく、厳しいものとなっている。
【オンライン授業について】
・非常勤講師も含め全教員にアカウントを付与し、通信障害も無く順調に授業を行うことができた。
・授業方法について質問があり、時間割に従い決められた時間に授業を中継する形式である旨、回答があった。また、オンデマンドでも配信しているため、授業を見逃した学生や、一度授業に参加した学生が復習として再度視聴することも可能であるなどのメリットもある。
・大人数の授業において、対面では質問しづらいが、オンライン授業ではチャット機能を使用することで質問がしやすいという学生からの好評な意見もある。一方で、教員からは「全員の顔が見えない」「画面をオフにしていると参加しているかどうか分からない」などの意見も出ている。
・少人数の授業においても、例えば病棟実習の科目などで、教授から直接丁寧に教えてもらえて良いとの好評な意見が多く寄せられている。
・実際に患者と対面していない臨床実習は単位として認定されるのか質問があり、現在文部科学省にも問い合わせ中である旨、回答があった。
・オンライン授業のデメリットとしては、実験・実習科目への対応や同級生意識の形成が難しいことが挙げられる。
【在宅型テレワークについて】
・在宅型テレワークの課題について質問があり、通信環境や機器の整備、服務管理等の課題があるが、アンケートを実施するなどして、制度化に向けた検討を進めている旨、回答があった。
・出勤が必須である業務について質問があり、個人情報を取り扱う業務や、紙媒体で管理している業務等があり、これを機にシステム化の検討を進めたいとの回答があった。
(2)新型コロナウイルス感染症に関する対応状況について
新型コロナウイルス感染症に対応する本学の活動基準について、報告が行われた。
・活動基準のレベル緩和のタイミングについて質問があり、政府の方針をもとに、3週間ごとに状況を勘案し、段階的にレベルの緩和を検討していく旨、回答があった。
(3)特殊勤務手当について
特殊勤務手当について、変更した取り扱いの報告があった。
4. 閉会
《次回日程》次回は、7月16日(木)にみなとみらいサテライトキャンパスで開催予定。
日時:令和2年6月18日(木) 10時00分~12時00分
会場:金沢八景キャンパス大会議室及びzoomを利用したオンライン開催
委員:二見理事長、相原副理事長、今田理事、遠藤理事(副学長)、後藤理事(附属病院長)、西郷理事、下澤理事(事務局長)、玉村理事、中條理事(副学長)、原田理事(欠席)、福井理事、矢部理事、太田監事、玉越監事
1.開会
令和2年4月に着任した相原副理事長及び後藤理事から就任のあいさつがあった。
2.議事
(1)令和元年度第2回経営審議会議事録(案)について
令和元年度第2回経営審議会議事録(案)について、承認された。
3. 報告
(1)令和元年度(2020年3月卒)卒業生の進路について
令和元年度卒業生の進路・就職状況について、報告が行われた。
・県内所在企業への就職に関し、大阪市立大学、名古屋市立大学及び横浜国立大学と本学の就職率の比較について質問があり、確認のうえ次回以降の経営審議会で報告することとなった。
・卒業生に対する就職後のフォローアップについて質問があり、卒後3年のタイミングでアンケート調査を実施している旨、回答があった。
・卒後数年で離職する方に対し、大学としてフォローしていただきたいとの意見があった。
報告2及び3に先立ち、新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る本学の対応の概要について報告が行われ、意見交換がなされた。
・新型コロナウイルス感染症に関して本学が行ってきた対応について、他病院や教育機関にノウハウを伝えるべきである。
・今回の新型コロナウイルス感染症対応を機に学んだことを整理し、今後に備えることが重要である。
・新型コロナウイルス感染症の収束後、経営状況の確認や学生に対するフォローなどアフターケアが重要である。
・病院の収支状況は、患者の受診抑制やコロナ専用病棟確保のため、既存一般病棟を止めたりした影響などが大きく、厳しいものとなっている。
【オンライン授業について】
・非常勤講師も含め全教員にアカウントを付与し、通信障害も無く順調に授業を行うことができた。
・授業方法について質問があり、時間割に従い決められた時間に授業を中継する形式である旨、回答があった。また、オンデマンドでも配信しているため、授業を見逃した学生や、一度授業に参加した学生が復習として再度視聴することも可能であるなどのメリットもある。
・大人数の授業において、対面では質問しづらいが、オンライン授業ではチャット機能を使用することで質問がしやすいという学生からの好評な意見もある。一方で、教員からは「全員の顔が見えない」「画面をオフにしていると参加しているかどうか分からない」などの意見も出ている。
・少人数の授業においても、例えば病棟実習の科目などで、教授から直接丁寧に教えてもらえて良いとの好評な意見が多く寄せられている。
・実際に患者と対面していない臨床実習は単位として認定されるのか質問があり、現在文部科学省にも問い合わせ中である旨、回答があった。
・オンライン授業のデメリットとしては、実験・実習科目への対応や同級生意識の形成が難しいことが挙げられる。
【在宅型テレワークについて】
・在宅型テレワークの課題について質問があり、通信環境や機器の整備、服務管理等の課題があるが、アンケートを実施するなどして、制度化に向けた検討を進めている旨、回答があった。
・出勤が必須である業務について質問があり、個人情報を取り扱う業務や、紙媒体で管理している業務等があり、これを機にシステム化の検討を進めたいとの回答があった。
(2)新型コロナウイルス感染症に関する対応状況について
新型コロナウイルス感染症に対応する本学の活動基準について、報告が行われた。
・活動基準のレベル緩和のタイミングについて質問があり、政府の方針をもとに、3週間ごとに状況を勘案し、段階的にレベルの緩和を検討していく旨、回答があった。
(3)特殊勤務手当について
特殊勤務手当について、変更した取り扱いの報告があった。
4. 閉会
《次回日程》次回は、7月16日(木)にみなとみらいサテライトキャンパスで開催予定。