第10回教育研究審議会
議事録
日 時:平成27年3月10日(火)16:30~17:45
会 場:大会議室(八景キャンパス)
委 員:
窪田学長、重田副学長、五嶋副学長、岡田副学長(学術院担当)、篠崎国際総合科学群長、中條国際総合科学部長、齋藤医学部長、叶谷医学部看護学科長、山田都市社会文化研究科長、三浦国際マネジメント研究科長、荻原生命ナノシステム科学研究科長、西村生命医科学研究科長、平安医学研究科長、井上附属市民総合医療センター病院長、白石学術情報センター長、関事務局長、高橋学務・教務部長、西村慶應義塾大学文学部教授、篠崎理化学研究所環境資源科学研究センター長
欠 席:
梅村医科学連携推進・教育改革担当副学長 兼 医学群長、平原附属病院長、高山木原生物学研究所長、平野先端医科学研究センター長
前回議事録について確認し、了承された。
福浦キャンパス学務・教務担当係長から、第9回教育研究審議会の審議事項5について、京都大学との特別研究学生交流の実績報告があった。本学医学研究科の院生を京都大学iPS細胞研究所への派遣を契機として始まり、直近としては本学教員の京都大学への転籍に伴い、現在5名の院生を派遣しているとの説明があった。
2 審議事項
(1) 学生の懲戒処分について
学生担当係長から、国際総合科学部の学生に対する懲戒処分案について説明があった。身分上の措置については、本人からの反省文提出をもって、別途、諮るとの補足説明があり、審議の結果、承認された。
(2) 平成26年横浜市立大学学長賞及び学長奨励賞の受賞候補者について
学生担当係長から、平成26年横浜市立大学学長賞及び学長奨励賞の受賞候補者について説明があり、審議の結果、承認された。
(3) 平成27年度年度計画(案)について
企画調整担当係長から、平成27年度年度計画案について説明があり、審議の結果、承認された。
平成27年度は第3期中期計画期間に向けて、横浜市と協働で検討し、横浜市では中期目標を、本学では中期計画をそれぞれ策定していくため、基盤を固める時期であること、また、本学の強みや特徴を分析し、第3期中期計画における取組を展開していく必要があるとの補足説明があった。
学校教育法改正など、大学改革へ向けた国の動向については、公立大学にも関わる事項であることから、国立大学の対応などを見ながら、本学のスタンスを決めていきたいとの意見があった。
(4) 人事委員会委員の選出について
人事課調整担当係長から、平成27年度の人事委員会の委員選出について説明があり、審議の結果、重田副学長と五嶋副学長が選出された。
(5) 都市社会文化研究科博士後期課程における科目の新規設定に伴う大学院学則改正について
学習・教育担当係長から、都市社会文化研究科博士後期課程における科目の新規設定に伴う大学院学則改正について説明があり、審議の結果、承認された。
(6) 後期入学の研究生募集の開始及び「横浜市立大学大学院研究生規程」の改正について
学習・教育担当係長から、平成27年度からの都市社会文化研究科、国際マネジメント研究科、生命ナノシステム科学研究科における後期入学の研究生募集の開始及び「横浜市立大学大学院研究生規程」の改正について説明があり、審議の結果、承認された。
(7) 「横浜市立大学大学院長期履修学生規程」の改正について
学習・教育担当係長から、大学院長期履修学生として許可された長期履修期間内に休学期間がある場合の取り扱いにかかる「横浜市立大学大学院長期履修学生規程」の改正について説明があり、審議の結果、承認された。
(8) 公立大学法人横浜市立大学・大学院医学研究科と横浜市立市民病院との教育研究についての連携・協力に関する協定書について
福浦キャンパス学務・教務担当係長から、公立大学法人横浜市立大学・大学院医学研究科と横浜市立市民病院との教育研究についての連携・協力に関する協定書について説明があり、審議の結果、承認された。
法人と横浜市医療局病院経営本部との間で協定を締結した上で、医学研究科と市民病院との具体的な連携内容については、覚書を締結することとし、他の市立病院と連携する際は、覚書を追加することで対応できることとしたとの補足説明があった。
(9) 東京大学と横浜市立大学との間における特別研究学生交流に関する覚書について
福浦キャンパス学務・教務担当係長から、東京大学と横浜市立大学との間における特別研究学生交流に関する覚書の再締結について説明があり、審議の結果、承認された。協定書については、有効期間の定めがないため、平成19年度に締結したものが、適用されるとの補足説明があった。
(10) 平成27年度基礎研究費の予算交付について
研究推進担当係長から、平成27年度基礎研究費の交付基準に基づく予算の交付について説明があり、審議の結果、承認された。
教員数の増加に伴い基礎研究費の予算額は増加するかとの質問があり、教員1名毎に基準額を定めていることから、教員数が増加した場合は、当該研究費の予算額も増加するとの説明があった。
3 報告事項
(1) 平成26年度文部科学省補助事業への申請結果について
学術戦略担当係長から、平成26年度文部科学省補助事業への申請結果について報告があった。
平成27年度に申請を行う際には、平成26年度申請案件の審査結果講評において指摘された点を踏まえることで採択につなげたいとの補足説明があった。
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COCプラス)について、現COC大学である本学が、仮に事業協働機関に参加しない場合の措置についての質問があり、現段階では、COC大学への補助金交付は決定しているが、今後の公募説明会等で文部科学省より当該事項にかかる説明がある予定との説明があった。
事業協働機関として本学が協力できる大学の選定については困難が予想されるが、本学にとってもメリットがある協力先を探したいとの補足説明があった。
(2) 大学認証評価の自己評価書原案について
学術戦略担当係長から、大学認証評価の自己評価書原案について報告があった。
認証評価受審にあたり、本学の実態を反映した自己評価書を作成することが重要であり、この機会を活かして、改善点や優れた点等を見直し、前向きな意見を積極的に出してもらいたいとの意見があった。
認証評価に向けた作業は、本学の取組の見える化にもつながることから、グラント申請時に役立てていきたいとの意見があった。
部局ごとでの書き方の差異を少なくし、評価者が評価しやすくするため、各部局の執筆者は、認証評価の意義や目的を理解し、評価の観点を十分に意識した上で作成すること、また、数値的な根拠を列挙するだけでなく、取組の狙いや背景といった説明も記載することが重要であるとの意見があった。
(3)医学教育分野別評価試行の受審について
医学担当係長から、医学教育の国際認証取得に向けて、医学教育分野別評価の試行評価を受審することについて報告があった。
(4)平成27年度公募制推薦入試の実施結果及び一般選抜の出願結果について
アドミッション課長から、平成27年度公募制推薦入試の実施結果及び一般選抜の出願結果について報告があった。
志願者は昨年度より減少しているが、入試結果において、合格者の学力は上がっているとの補足説明があった。
(5)平成28年度国際総合科学部AO入試の英語資格等要件の変更、および科学オリンピック入試の資格要件の変更について
アドミッション課長から、平成28年度国際総合科学部のAO入試における英語資格等要件の変更及び科学オリンピック入試における資格要件の変更について報告があった。
英語資格要件については、入試区分毎に入試結果と入学後の成績を追跡調査し、毎年度見直しを行うこととしているとの補足説明がった。
4 その他
・平成27年度教育研究審議会外部委員について、学術戦略担当係長から報告があった。
平成27年度の外部有識者委員について、西村太良慶應義塾大学文学部教授及び篠崎一雄理化学研究所環境資源科学研究センター長に継続して就任頂けるとの説明があった。
・窪田学長より、本会議は教育及び研究の、最も重要な審議及び決定機関であることから、今後も忌憚のない意見を交わして頂きたい旨の挨拶があった。
以上
会 場:大会議室(八景キャンパス)
委 員:
窪田学長、重田副学長、五嶋副学長、岡田副学長(学術院担当)、篠崎国際総合科学群長、中條国際総合科学部長、齋藤医学部長、叶谷医学部看護学科長、山田都市社会文化研究科長、三浦国際マネジメント研究科長、荻原生命ナノシステム科学研究科長、西村生命医科学研究科長、平安医学研究科長、井上附属市民総合医療センター病院長、白石学術情報センター長、関事務局長、高橋学務・教務部長、西村慶應義塾大学文学部教授、篠崎理化学研究所環境資源科学研究センター長
欠 席:
梅村医科学連携推進・教育改革担当副学長 兼 医学群長、平原附属病院長、高山木原生物学研究所長、平野先端医科学研究センター長
議 事
1 前回議事録について前回議事録について確認し、了承された。
福浦キャンパス学務・教務担当係長から、第9回教育研究審議会の審議事項5について、京都大学との特別研究学生交流の実績報告があった。本学医学研究科の院生を京都大学iPS細胞研究所への派遣を契機として始まり、直近としては本学教員の京都大学への転籍に伴い、現在5名の院生を派遣しているとの説明があった。
2 審議事項
(1) 学生の懲戒処分について
学生担当係長から、国際総合科学部の学生に対する懲戒処分案について説明があった。身分上の措置については、本人からの反省文提出をもって、別途、諮るとの補足説明があり、審議の結果、承認された。
(2) 平成26年横浜市立大学学長賞及び学長奨励賞の受賞候補者について
学生担当係長から、平成26年横浜市立大学学長賞及び学長奨励賞の受賞候補者について説明があり、審議の結果、承認された。
(3) 平成27年度年度計画(案)について
企画調整担当係長から、平成27年度年度計画案について説明があり、審議の結果、承認された。
平成27年度は第3期中期計画期間に向けて、横浜市と協働で検討し、横浜市では中期目標を、本学では中期計画をそれぞれ策定していくため、基盤を固める時期であること、また、本学の強みや特徴を分析し、第3期中期計画における取組を展開していく必要があるとの補足説明があった。
学校教育法改正など、大学改革へ向けた国の動向については、公立大学にも関わる事項であることから、国立大学の対応などを見ながら、本学のスタンスを決めていきたいとの意見があった。
(4) 人事委員会委員の選出について
人事課調整担当係長から、平成27年度の人事委員会の委員選出について説明があり、審議の結果、重田副学長と五嶋副学長が選出された。
(5) 都市社会文化研究科博士後期課程における科目の新規設定に伴う大学院学則改正について
学習・教育担当係長から、都市社会文化研究科博士後期課程における科目の新規設定に伴う大学院学則改正について説明があり、審議の結果、承認された。
(6) 後期入学の研究生募集の開始及び「横浜市立大学大学院研究生規程」の改正について
学習・教育担当係長から、平成27年度からの都市社会文化研究科、国際マネジメント研究科、生命ナノシステム科学研究科における後期入学の研究生募集の開始及び「横浜市立大学大学院研究生規程」の改正について説明があり、審議の結果、承認された。
(7) 「横浜市立大学大学院長期履修学生規程」の改正について
学習・教育担当係長から、大学院長期履修学生として許可された長期履修期間内に休学期間がある場合の取り扱いにかかる「横浜市立大学大学院長期履修学生規程」の改正について説明があり、審議の結果、承認された。
(8) 公立大学法人横浜市立大学・大学院医学研究科と横浜市立市民病院との教育研究についての連携・協力に関する協定書について
福浦キャンパス学務・教務担当係長から、公立大学法人横浜市立大学・大学院医学研究科と横浜市立市民病院との教育研究についての連携・協力に関する協定書について説明があり、審議の結果、承認された。
法人と横浜市医療局病院経営本部との間で協定を締結した上で、医学研究科と市民病院との具体的な連携内容については、覚書を締結することとし、他の市立病院と連携する際は、覚書を追加することで対応できることとしたとの補足説明があった。
(9) 東京大学と横浜市立大学との間における特別研究学生交流に関する覚書について
福浦キャンパス学務・教務担当係長から、東京大学と横浜市立大学との間における特別研究学生交流に関する覚書の再締結について説明があり、審議の結果、承認された。協定書については、有効期間の定めがないため、平成19年度に締結したものが、適用されるとの補足説明があった。
(10) 平成27年度基礎研究費の予算交付について
研究推進担当係長から、平成27年度基礎研究費の交付基準に基づく予算の交付について説明があり、審議の結果、承認された。
教員数の増加に伴い基礎研究費の予算額は増加するかとの質問があり、教員1名毎に基準額を定めていることから、教員数が増加した場合は、当該研究費の予算額も増加するとの説明があった。
3 報告事項
(1) 平成26年度文部科学省補助事業への申請結果について
学術戦略担当係長から、平成26年度文部科学省補助事業への申請結果について報告があった。
平成27年度に申請を行う際には、平成26年度申請案件の審査結果講評において指摘された点を踏まえることで採択につなげたいとの補足説明があった。
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COCプラス)について、現COC大学である本学が、仮に事業協働機関に参加しない場合の措置についての質問があり、現段階では、COC大学への補助金交付は決定しているが、今後の公募説明会等で文部科学省より当該事項にかかる説明がある予定との説明があった。
事業協働機関として本学が協力できる大学の選定については困難が予想されるが、本学にとってもメリットがある協力先を探したいとの補足説明があった。
(2) 大学認証評価の自己評価書原案について
学術戦略担当係長から、大学認証評価の自己評価書原案について報告があった。
認証評価受審にあたり、本学の実態を反映した自己評価書を作成することが重要であり、この機会を活かして、改善点や優れた点等を見直し、前向きな意見を積極的に出してもらいたいとの意見があった。
認証評価に向けた作業は、本学の取組の見える化にもつながることから、グラント申請時に役立てていきたいとの意見があった。
部局ごとでの書き方の差異を少なくし、評価者が評価しやすくするため、各部局の執筆者は、認証評価の意義や目的を理解し、評価の観点を十分に意識した上で作成すること、また、数値的な根拠を列挙するだけでなく、取組の狙いや背景といった説明も記載することが重要であるとの意見があった。
(3)医学教育分野別評価試行の受審について
医学担当係長から、医学教育の国際認証取得に向けて、医学教育分野別評価の試行評価を受審することについて報告があった。
(4)平成27年度公募制推薦入試の実施結果及び一般選抜の出願結果について
アドミッション課長から、平成27年度公募制推薦入試の実施結果及び一般選抜の出願結果について報告があった。
志願者は昨年度より減少しているが、入試結果において、合格者の学力は上がっているとの補足説明があった。
(5)平成28年度国際総合科学部AO入試の英語資格等要件の変更、および科学オリンピック入試の資格要件の変更について
アドミッション課長から、平成28年度国際総合科学部のAO入試における英語資格等要件の変更及び科学オリンピック入試における資格要件の変更について報告があった。
英語資格要件については、入試区分毎に入試結果と入学後の成績を追跡調査し、毎年度見直しを行うこととしているとの補足説明がった。
4 その他
・平成27年度教育研究審議会外部委員について、学術戦略担当係長から報告があった。
平成27年度の外部有識者委員について、西村太良慶應義塾大学文学部教授及び篠崎一雄理化学研究所環境資源科学研究センター長に継続して就任頂けるとの説明があった。
・窪田学長より、本会議は教育及び研究の、最も重要な審議及び決定機関であることから、今後も忌憚のない意見を交わして頂きたい旨の挨拶があった。
以上