2026.04.22
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寄附で開催されたプラネタリウムに子どもたちの笑顔もひろがる
夜の空を見上げればいつでも見ることができる星空ですが、それが当たり前ではない子どもたちがいます。病気や障がいによって入院生活を送る子どもたちに満天の星空を見せてあげたいと横浜市立大学附属病院の小児科病棟にて「病院プラネタリウム」が開催されました。
天井に投影されるプラネタリウム
「星つむぎの村がやってくる!ともに星を観た経験が、きっと心の支えになる」をテーマに、一般社団法人 星つむぎの村*1様のご協力のもと、NICUにいる小さな赤ちゃんから小児科病棟に入院している子どもたち、そしてご家族のみなさんも参加することができるイベントが開催されました。
事前説明をする星つむぎの村のスタッフ
13時という昼間の時間帯から始まったイベントでは、部屋の扉や窓に暗幕を貼り、なるべく光を最小限にした状態で、院内の天井に星空を投影して行われました。
小さな子どもたちが不安にならないよう、プラネタリウムについて星つむぎの村のスタッフの方が丁寧に説明してくださいました。印象的だったのは一般的なプラネタリウム会場とは違って、声や感情を思いっきり表現しても良いことです。子どもたちの感情が動いたとき、ぜひ声を出したり、手をたたいたりしてほしい!とスタッフさんが声をかけると早速「早く星空みたいな」「私の星座あるかな?」と子どもたちの声が聞こえてきました。
小さな子どもたちが不安にならないよう、プラネタリウムについて星つむぎの村のスタッフの方が丁寧に説明してくださいました。印象的だったのは一般的なプラネタリウム会場とは違って、声や感情を思いっきり表現しても良いことです。子どもたちの感情が動いたとき、ぜひ声を出したり、手をたたいたりしてほしい!とスタッフさんが声をかけると早速「早く星空みたいな」「私の星座あるかな?」と子どもたちの声が聞こえてきました。
寝そべりながら天井を見上げる姿
プラネタリウムが開始されると部屋が暗くなるので驚いて泣いてしまう子もいましたが、天井に満天の星空が映し出されるころには落ち着いていきます。スタッフの方が優しい声でみんなに語り掛けるようにナレーションをしてくださり、子どもたちもリラックスして星を眺めていました。事前に確認してあった子どもたちの誕生日に合わせて星座の紹介をしていくと、自分の名前が呼ばれた子どもたちは少し恥ずかしそうにしながら返事をしていました。小さな子どもたちもご家族と一緒に星空を楽しんでいました。
星空を一通り眺めた後は、みんなでロケットに乗って星空のさらに向こう側にある宇宙へと出発をします。私たちの住んでいる青い地球を通り過ぎ、他の惑星や銀河系へも出かけました。子どもたちは普段は見ることができない他の惑星や銀河系の星を見ながら「あれは何だろう?」「地球って小さかったのか」「火星人はいるのかな?」と話していました。
少しずつ地球に戻りながらスタッフさんが「また一緒に星を見ましょう。明日という一日も皆さんにとって素敵な日でありますように」と話し、宇宙空間から昼間の空へと帰ってきました。
少しずつ地球に戻りながらスタッフさんが「また一緒に星を見ましょう。明日という一日も皆さんにとって素敵な日でありますように」と話し、宇宙空間から昼間の空へと帰ってきました。
プラネタリウムに参加してくれたご家族(NICUにて)
プラネタリウムが終わると、子どもたちやご家族の皆さんから自然と拍手が聞こえました。
宇宙に興味を持ってスタッフに質問している子どももいて、楽しい時間を過ごしていました。このイベントが入院している子どもたち、そしてご家族に笑顔をもたらし、心が安らげる時間になっていたのではないかと思います。
宇宙に興味を持ってスタッフに質問している子どももいて、楽しい時間を過ごしていました。このイベントが入院している子どもたち、そしてご家族に笑顔をもたらし、心が安らげる時間になっていたのではないかと思います。
今回のイベントは、横浜市立大学附属病院 小児科 おやこの会 さんふらわ様からの募金イベントとして実施されました。小児科 おやこの会 さんふらわ様は、かつて横浜市立大学附属病院の小児科病棟に入院した経験のある子どもたちとご家族が支え合いつながるための会です。
さんふらわ様は附属病院で定期的にレモネードスタンド活動*2を実施しています。その活動で集めた募金により、小児科病棟でのイベントを開催してくださいました。
横浜市立大学附属病院は多くの皆さんの温かいご支援により支えられております。入院中の子どもたちやご家族の方が少しでも安心して過ごせるように、これからも誠心誠意取り組んでまいります。
さんふらわ様は附属病院で定期的にレモネードスタンド活動*2を実施しています。その活動で集めた募金により、小児科病棟でのイベントを開催してくださいました。
横浜市立大学附属病院は多くの皆さんの温かいご支援により支えられております。入院中の子どもたちやご家族の方が少しでも安心して過ごせるように、これからも誠心誠意取り組んでまいります。
用語説明
*1 一般社団法人 星つむぎの村:「星を介して人と人をつなぎ、ともに幸せを作ろう」をミッションに、プラネタリウム、星空観望会、星や宇宙に関するワークショップなどを展開している団体。
https://hoshitsumugi.org/
*2 レモネードスタンド活動:がんと闘う少女が自宅の庭でレモネードスタンドを開き、集まったお金を病院へ寄付することを始めたのがきっかけで、多くのメディアに取り上げられ、世界中に広がった活動。集まった寄付は小児がん支援に活用されるだけではなく、病院や様々な病気を持っている子ども立ちへの支援に使われている。
*1 一般社団法人 星つむぎの村:「星を介して人と人をつなぎ、ともに幸せを作ろう」をミッションに、プラネタリウム、星空観望会、星や宇宙に関するワークショップなどを展開している団体。
https://hoshitsumugi.org/
*2 レモネードスタンド活動:がんと闘う少女が自宅の庭でレモネードスタンドを開き、集まったお金を病院へ寄付することを始めたのがきっかけで、多くのメディアに取り上げられ、世界中に広がった活動。集まった寄付は小児がん支援に活用されるだけではなく、病院や様々な病気を持っている子ども立ちへの支援に使われている。
