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横浜市立大学 YOKOHAMA CITY UNIVERSITY

2027年度 横浜市立大学 国際教養学部・国際商学部・データサイエンス学部の新カリキュラムについて

2026.03.03
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  • 国際商学部
  • データサイエンス学部

横浜市立大学では、2027年度から国際教養学部・国際商学部・データサイエンス学部の教育課程を刷新します。

デジタル化やAIの進展、経済構造の変化、国際社会の複雑化など、社会が直面する課題はますます高度化・多様化しています。また、日本の2040年に向けた労働需要推計では、デジタル化やAIの進展の中で、数理・デジタル分野の専門人材やAI等のデジタル技術を活用して、新たな価値を創出する人材の不足が見込まれています。
横浜市立大学では、このような社会の変化を見据えて、時代の要請に応える人材を育成・輩出するため、国際教養学部・国際商学部・データサイエンス学部の教育課程の変更を行います。

なお、国際教養学部・国際商学部・データサイエンス学部の募集人数や入学試験の変更に関しては、「入学定員変更に伴う2027(令和9)年度入試の国際教養学部・国際商学部・データサイエンス学部の入試変更について」としてご案内している内容をご覧ください。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/admissions/news/2025/20251128_2027henkou.html


※本ページの内容は2027年度からの新カリキュラム案であり、今後変更する場合があります。 


 

国際教養学部

国際教養学部では、価値観や生き方が多様化する現代社会において、自らの判断軸を持ち、未来を主体的に切りひらく力を培います。
横浜という国際都市を舞台に、世界と地域をつなぐ「グローカル」な視点のもと、AI・データサイエンスの基礎的素養と、人文学・社会科学が育んできた人間・文化・社会への深い洞察力を組み合わせた、実践的なリベラルアーツ教育を展開します。また、横浜の地域性を生かしたフィールドワーク、多文化への理解、複言語※による外国語運用能力を基盤に、論理的な思考力、相手に伝わるコミュニケーション能力、獲得した知識を社会で生かすための応用力を磨きます。さらに、デジタル技術を適切に活用し、操作するために必要なリテラシーや倫理的視点を身につけ、変化する社会で活躍できる人材を育成します。
※複言語:ひとりの人間の内に複数の言語能力や文化理解が、さまざまなレベルで共存している状態。

学位:学士(学術) 
取得できる資格:教員免許(英語)

特色1 文理融合型Liberal Arts—テクノロジーと人間理解の両面から、独創的な思考力を育む
人文学・社会科学が培ってきた人間・文化・社会への理解と、AIやデータサイエンスの手法を組み合わせ、複雑な課題を多角的に捉える力を養います。
1年次に主として履修するデータサイエンスに関連する科目や「グローカルリテラシー論」「人文学・メディアリテラシー論」を通じて、データを読み解くための基礎力と、人間を理解するためのリテラシーや倫理的観点を身に付けます。
また、AIの活用技術のみならず、物事の背景や価値を見極め、倫理性と公共性を踏まえて社会課題の発見へとつなげる力を養います。 


特色2 都市型フィールドワークと社会実践—横浜から世界へ、地域と未来をデザインする
2年次から始まる「リテラシーゼミ」や「演習」科目では、多文化共生や産業集積など多様な特性をもつ国際都市・横浜をフィールドにした地域調査や、横浜に立地する国際機関、さらには海外での研修を通して、理論を現場で検証し、社会に働きかける実践力を身に付けます。
講義で学んだ知識を社会課題に適用し、国内外の学生との議論や現場での活動を重ねながら、自ら学びをデザインする力を育みます。

特色3 複言語・複文化教育—言語と文化をつなぎ、日本から世界に発信する表現力を磨く
1年次から英語+初習外国語(中国語、韓国・朝鮮語、ドイツ語、フランス語、スペイン語)の学習を必修とし、複数の言語と文化を理解する「複言語・複文化」の力を養います。
言語・歴史・文化を横断的に学び、人文学の洞察を生かした思考や感性を通して、デジタルからアナログまでの多様なメディアを読み解くことで、AI時代に必要な批判的思考力と情報を見抜く力を育成します。

特色4 AI時代に対応した文系人材の育成—Think Globally, Connect Digitally, Act Humanly
複雑化する国際社会で判断し行動できる「実践知としての国際教養」を体系的に育成します。
本学部では、人文学に根ざした価値理解や歴史的文脈の解釈、物事に意味を与える力を基盤に、フィールドワークによるグローカルな課題発見や他者理解を深めます。
また、AI倫理とともに、AIを操作・活用する力やメディアリテラシーを身につけ、社会実装や情報理解へと生かす学びを展開します。

特色5 YCU国際教養学部のドメイン—複数の文化を横断する思考×国境を越える対話
多角的な視点と学問領域を横断する思考を基盤に、「グローカルリテラシー」「人文学・メディアリテラシー」の2つのドメイン(専門領域)で学びを深めます。
学生は2年次後期にいずれかのドメインを選択し、少人数で行われるゼミを中心に専門性を高めていきます。
関連科目を学ぶことで、世界と地域、複数の言語と文化を接続しながら、複雑な社会課題や多様な他者との対話に向き合うための高度な分析力と創造的な実践力を育てます。

●ドメイン① グローカルリテラシー : 世界と地域をつなぎ、社会課題を発見し、解決に貢献する
国際都市・横浜を舞台に、地域と世界のつながりを学びます。社会学や国際関係学、地理学などを基盤に、多文化が共生する社会のあり方を考えます。福祉や教育、心理、観光、地方自治など身近なテーマを国際的な視点で捉え、公共性を育む力を養います。アンケートやフィールドワーク、データ分析などの実践を通じて、情報を読み解き、協力して課題の発見と解決に寄与するするグローカルなリテラシーを身に付けます。

こんな力が身に付く
・社会課題を多角的に分析する力
・グローバル × ローカルの視点で課題を発見する力
・フィールド(専門的な活動領域)から学び、現実と理論をつなぐ応用力

●ドメイン② 人文学・メディアリテラシー : 人間理解と情報分析から世界をデザインする
複言語・複文化の学びを軸に、文学・思想・表象文化、ニュースや記事など、さまざまなテクストやメディア表現を分析しながら、人間の価値観・社会の構造・情報の伝わり方を理解します。歴史的背景や文化的文脈を踏まえて情報を読み解き、真偽を見極める批判的思考力や、他者の立場を理解する想像力を磨きます。言葉の選び方や表現構造を学び、自分の考えを整理して伝える発信力を高める技術を身に付けます。

こんな力が身に付く
・多文化を理解し、他者との関係を構築する力
・情報を批判的に分析する力
・世界へ発信する表現力



4年間の学びのイメージ



 

国際商学部

国際商学部では、ビジネスの共通言語である経営学・経済学を世界標準で学び、グローバル企業に必要な経営管理能力、新事業を創造する企画立案力、マネジメントの高度な実学能力を養います。ビジネスの現場で役立つ確かな英語力も身に付け、国内外のインターンシップやフィールドワーク、海外大学とのサマープログラムなどの多彩な学習で、学問的な理論・知識に加えて実践力を高める教育を行い、実業界や公的機関で活躍できる職業人を育成します。

●学位: 学士(経営学)・学士(経済学) 

特色1 交換留学生と共に英語で専門科目を学ぶ
グローバル企業で活躍するために欠かせないのは、仕事に生かせる実践的な英語力です。国際商学部では、英語による専門科目を交換留学生と共に学びます。

特色2 実践力を養うビジネスコンテスト
国際商学部では、これからのビジネスには欠かすことのできないグローバルな視点と企画立案力を、入学後の早い段階から意識できるような学びがあります。ビジネスコンテストで顕著な実績を誇る学生を輩出し、多くの企業から高い評価を得ています。さらにアントレプレナーシップ論や同実践論などの科目も開講しており、学生の起業家精神を育成する環境も整っています。

特色3 ビジネスに生かせるデータ分析力の育成
新規ビジネスの世界では、膨大なデータを分析する能力が必要です。国際商学部では、文系では国公立大学においてすら珍しい、文部科学省によるMDASH(数理・データサイエンス・AI教育プログラム)応用基礎レベル認定プログラムを提供しており、原則履修を求めています。

特色4 医学部と連携した医療経営
高齢化社会では医療に関する課題に経済・経営的な視点からの解決が強く求められており、医学部やデータサイエンス学部と連携し、「医療経済学」、「医療政策学」、「医療イノベーション経営管理論」等の特色ある科目を設け、時代が求める専門家も育成しています。 


4年間の学びのイメージ



https://www.yokohama-cu.ac.jp/ytog/global/overseas_study/secondquarter.html

Aコース:カスタマイズ&おすすめプログラム
■専門分野のトピックスで英語力を磨き知識を深めたい人向け■ 各学部が海外大学と共同してYCU学生向けに独自に開発した<カスタマイズプログラム>や、学部・グローバル推進室が参加を推奨する<おすすめプログラム>は、YCU生に身につけて欲しいスキルを習得させるために厳選し案内しているプログラムです。
→カナダのビクトリア大学で開催されるサマースクール「International Summer Institute for Business Management」を国際商学部推奨プログラムとしています。ビジネスで必要なコミュニケーション能力を磨くBusiness Communicationと、グローバルビジネスの現場で求められるBusiness Managementの両分野において、海外から集まる仲間とともに学びます。
Dコース:学部授業/サマースクール
■自分の英語力を試したい人向け■ 海外の大学で夏の間に開講される専門科目の授業を受講し、プチ学部留学を経験してみたい人向けです。これまで習得した英語力を試し、現地の学生とともに専門科目を履修し、単位取得を目指します。

 

データサイエンス学部

データサイエンス学部では、データを読み解き、革新的で持続可能な社会を構想・実現していくための素養を備えたデータサイエンティストの育成を目的としています。文系・理系の枠にとらわれず、データ活用の基盤となる数理・統計・計算機に関する知識と技術を体系的に修得するとともに、医療、経済、都市、社会などの応用分野において、課題を発見し解決へと導く力を養います。さらに、企業や官公庁など、データが実際に生まれ、活用される現場での実践的な学びを通じて、多様な人々と共創するためのコミュニケーション能力、状況に応じて柔軟に考える思考力、そして合理的に判断する力を身に付けます。加えて、世界をフィールドに活躍するために不可欠な、国際水準の英語力の修得にも力を入れています。

学位: 学士(データサイエンス) 

特色1 専門性を「見える化」し、主体的に深められる学修設計
データサイエンス学部では、学生一人ひとりが自らの専門性を意識しながら学修できるよう、専門科目を5つのクラスターに分類し、学びの構造を「見える化」しています。クラスターは、基盤技術である「数理/統計科学」「計算機科学」と、応用展開分野の「健康・医療」「都市・環境」「経済・社会」から構成されています。
各クラスターでは、入門から発展へと段階的に科目を配置し、学修の進み方が一目で分かる体系的なカリキュラムを整えています。すべてのクラスターに必要単位数を設けることで、データサイエンスの全体像をバランスよく学びつつ、自身の興味・関心に応じて特定分野・クラスターの専門性を深めることができます。

特色2 理論と実践に支えられたデータサイエンスの基盤力
データサイエンスの基盤力を着実に養うため、入門科目から発展科目へと学修内容が段階的につながるよう、体系性と連続性を重視したカリキュラムを編成しています。基礎理論の理解から高度な応用へと無理なく学びを深めることで、確かな理論的基盤を身に付けることができます。
また、近年のAI技術の急速な発展を踏まえ、機械学習に関連する科目を充実させ、理論と実装の双方をバランスよく学修できる教育を行っています。さらに、専門科目で得た知識や技術をPBL(Project Based Learning)科目で実際に活用し、その経験を踏まえて再び学びを深めるという学修の循環を通して、理解を確かなものにするとともに、実社会で通用する応用力を培います。加えて、大学院進学も視野に入れた高度な専門科目を配置し、将来の研究や専門的実務へとつながる強固な基盤力を育成します。

特色3 社会課題の解決に直結する応用分野教育の充実
データサイエンスを社会課題の解決に生かす力を育むため、健康・医療、都市・環境、経済・社会といった応用展開分野の教育を充実させています。これらの分野を通じて、医療や都市、経済、社会の現実的な課題に関心を持ち、主体的に取り組む姿勢を養います。
各応用展開クラスターでは、基礎的な内容から専門的な分析へと学びを深められるよう、学修の段階を明確にした科目構成を整えています。さらに、学内の他学部と連携した教育を通じて、多様な専門分野の知見を取り入れ、データサイエンスを幅広い領域で展開できる応用力を身に付けます。

特色4 共創力・倫理観・実行力を育む段階的実践教育
企業や自治体などと連携し、実社会と結びついた課題に取り組む実践的な科目を、学年進行に応じて段階的に配置しています。学生は、現実の制約や利害関係を踏まえながら課題解決に取り組むことで、社会で求められる責任感や倫理的な判断力を身に付けます。
また、グループ実習や演習を通じて、異なる考えや背景をもつ他者と協働する姿勢を養い、共創に必要なコミュニケーション力と表現力を高めます。さらに、応用展開分野の科目と連動した学修により、データサイエンスの知識・技術を社会の場で生かす力を強化します。
こうした学びの集大成として、ゼミ活動や卒業研究に取り組み、課題設定から分析・考察・発信までを主体的かつ総合的に行うことで、困難な課題にも粘り強く挑戦し、実行に移す力を備えた人材の育成を目指します。

4年間の学びのイメージ



Topics専門性を可視化するクラスター

数理/統計科学
データサイエンスの基盤となる数学および確率・統計の理論と手法を体系的に学ぶクラスターです。基礎的な数学を踏まえ、現象を数理モデルとして表現し、データ分析を通して構造や関係性を明らかにする方法を修得します。さらに、データの生成過程や分析における仮定・条件を理解することで、数学や統計を多様な分野のデータ活用へと的確につなげるための基盤的能力を養います。

計算機科学
データサイエンスにおいて計算機を活用するための知識と技術を学ぶクラスターです。プログラミングを基盤に、データの取得・管理・処理・分析を計算機上で行う方法を体系的に身につけます。さらに、AIや機械学習について、その背景にある発想や理論的な枠組みを理解し、計算機を用いてデータから意味ある情報を引き出す力を養い、実社会でのデータ活用につなげます。

健康・医療
健康や医療に関わる課題を、データを用いて考えるクラスターです。公衆衛生データに加え、遺伝子データや脳科学データなども扱い、病気の予防や健康づくり、よりよい医療や制度の実現につながる分析の考え方を学びます。

都市・環境
都市空間、環境、災害、コミュニティなどに関するデータを通じて、都市や地域の課題を考えるクラスターです。地域のつながりや暮らしの質に注目し、データを用いて行政や住民とともに持続可能で安心して暮らせるまちづくりを構想する力を身につけます。

経済・社会
経済の仕組みや人々の行動を、データから理解するクラスターです。マーケティング、社会学、心理学などの知識を活用し、消費行動や社会的意思決定の背景を分析します。身近な社会現象をデータに基づいて捉え、課題解決につなげる力を養います。
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