国際商学部の小林祐蔵さんが、行動経済学会第19回大会でポスター報告奨励賞を受賞!
2026.02.12
- TOPICS
- 学生の活躍
- 国際商学部
—日本における党派性バイアスの存在と、それが期待形成に与える影響を解明!—
国際商学部4年の小林祐蔵さんが、2025年12月13日(土)に早稲田大学早稲田キャンパスで開催された行動経済学会第19回大会において、党派性が期待形成に与える影響について発表し、ポスター報告奨励賞を受賞しました。
小林さん
受賞者
国際商学部4年
小林祐蔵さん
共著者
国際マネジメント研究科
博士後期課程2年
髙橋淳さん
指導教員
国際マネジメント研究科
中園善行教授(マクロ経済学)
受賞内容
行動経済学会第19回大会 ポスター報告奨励賞
発表題目
How Elections Shape Expectations: The Role of Partisanship
国際商学部4年
小林祐蔵さん
共著者
国際マネジメント研究科
博士後期課程2年
髙橋淳さん
指導教員
国際マネジメント研究科
中園善行教授(マクロ経済学)
受賞内容
行動経済学会第19回大会 ポスター報告奨励賞
発表題目
How Elections Shape Expectations: The Role of Partisanship
今回の発表内容について小林さんに解説していただきました。
私の研究は、同じニュースや政策の情報に触れても、人によって受け止め方が異なり、それが将来の見通しに違いを生む点に注目しています。キーワードは「党派性」です。
党派性とは、どの政党を支持しているか、あるいは政治的にどの立場に近いかという傾向のことを指します。人は、ニュースや政策の情報をそのまま客観的に受け取るのではなく、自分なりの見方で主観的に解釈します。その結果、同じ情報を見ても受け止め方に違いが生まれ、人々の考え方や形成される期待は多様になります。こうした主観的な解釈の方向性を左右する重要な要素の一つが、党派性なのです。
ここでいう「期待」とは、将来の景気や物価がどうなるかについて、人それぞれが心の中で描いている見通しのことです。こうした見通しは、日々の消費・貯蓄・投資といった行動に影響するため、経済を考えるうえで非常に重要です。
私は、2025年の参議院選挙の前後に世論が大きく動いた点に着目しました。この時期には、経済に関するニュースや政治的な話題が数多く報じられましたが、党派性の違いによって、同じ情報でも受け取り方、すなわち期待形成が変わるのではないかと考えました。
分析の結果、与党を支持する人とそうでない人とでは、もともとの経済の見通しが異なるだけでなく、新しい情報が出た際に、その見通しをどの方向に修正するかも異なることが分かりました。つまり、党派性は、将来の見通しそのものだけでなく、情報を受けた後の期待の修正にも影響を与えていることが明らかになったのです。
私の研究は、同じニュースや政策の情報に触れても、人によって受け止め方が異なり、それが将来の見通しに違いを生む点に注目しています。キーワードは「党派性」です。
党派性とは、どの政党を支持しているか、あるいは政治的にどの立場に近いかという傾向のことを指します。人は、ニュースや政策の情報をそのまま客観的に受け取るのではなく、自分なりの見方で主観的に解釈します。その結果、同じ情報を見ても受け止め方に違いが生まれ、人々の考え方や形成される期待は多様になります。こうした主観的な解釈の方向性を左右する重要な要素の一つが、党派性なのです。
ここでいう「期待」とは、将来の景気や物価がどうなるかについて、人それぞれが心の中で描いている見通しのことです。こうした見通しは、日々の消費・貯蓄・投資といった行動に影響するため、経済を考えるうえで非常に重要です。
私は、2025年の参議院選挙の前後に世論が大きく動いた点に着目しました。この時期には、経済に関するニュースや政治的な話題が数多く報じられましたが、党派性の違いによって、同じ情報でも受け取り方、すなわち期待形成が変わるのではないかと考えました。
分析の結果、与党を支持する人とそうでない人とでは、もともとの経済の見通しが異なるだけでなく、新しい情報が出た際に、その見通しをどの方向に修正するかも異なることが分かりました。つまり、党派性は、将来の見通しそのものだけでなく、情報を受けた後の期待の修正にも影響を与えていることが明らかになったのです。
小林祐蔵さんのコメント
今回、素晴らしい賞をいただくことができて大変光栄に存じます。このような評価をいただけたのは、指導教員の中園先生や研究室の皆さまのおかげです。
普段学んでいる経済学と、身近なニュースを結びつけて数量的に分析するのは初めての経験であり、とても学びの多い機会となりました。今後もより一層、研究活動に励んでまいります。
今回、素晴らしい賞をいただくことができて大変光栄に存じます。このような評価をいただけたのは、指導教員の中園先生や研究室の皆さまのおかげです。
普段学んでいる経済学と、身近なニュースを結びつけて数量的に分析するのは初めての経験であり、とても学びの多い機会となりました。今後もより一層、研究活動に励んでまいります。



