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若者の声が未来をつくる—「みらい☆キャンバス」ワークショップを開催

2026.02.03
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  • 地域
  • 国際商学部

テーマは「神奈川県への移住者を増やすアイデアを考える」

2025年12月23日(火)、横浜市立大学・金沢八景キャンパスにて、神奈川県が推進する若者の社会参画プロジェクト「みらい☆キャンバス」の一環として、ワークショップイベントが開催されました。
「みらい☆キャンバス」は、神奈川県が子ども・若者(6歳~29歳)の声を行政に届けるため、まずはInstagramなどを通じて気軽に意見を表明できる環境づくりを目指し、地域課題の解決や政策形成に若者の視点を取り入れる取り組みとして注目されています。

ワークショップの冒頭では、神奈川県地域政策課の職員より、移住・定住や地域活性化の視点から課題提起が行われました。その後、「東京都から神奈川県への移住者を増やそう」をテーマに、参加した学生たちがグループに分かれてディスカッションを実施。若者ならではの視点で、神奈川の魅力や課題について活発な意見交換が行われました。
ワークショップには、国際商学部の学生18名が参加。「こんな神奈川なら移住したい」という視点から、地域の未来を考えるアイデアが次々と飛び出しました。本イベントを通じて、学生たちは地域社会とのつながりを実感し、神奈川県の魅力を再発見する機会となりました。
多角的な視点から生まれた神奈川県の魅力発信アイデア

議論の中で生まれたアイデアは、どれも具体的でユニークなものばかりでした。
子育て世帯向けの魅力発信アイデアとしては、国際的な人材育成を見据えた初等教育からの第二外国語導入による教育の国際化の推進や、都心近接でありながら住居コストを抑えられる強みを生かした移住促進策として、自治体ごとの制度比較表を制作する案などが提示されました。さらに、テレワーク時代に対応した住宅・交通インフラを整備した新たなニュータウン構想や、高齢者向けには孤立を防ぐための団地を活用したコミュニティ形成、“広く・安く・安全”な神奈川での豊かなセカンドライフを提案するなど、多様なターゲットに向けた具体的な施策が提示されました。
これらのアイデアに対しては、県職員からも実践性の高さが評価され、特に「自治体ごとの制度比較表」のアイデアには、移住相談員が業務で活用できるとして前向きなコメントが寄せられました。

このように、学生たちの柔軟な発想が光った今回のワークショップ。神奈川県の未来を担う若者の声が、地域の課題解決にどういかされていくのか、今後の展開に期待が高まります。
グループに分かれて、神奈川の魅力や課題について熱心に議論する学生たち
『こんな神奈川なら移住したい』をテーマに、具体的な施策を発表する学生
イベントを振り返りながら、和やかな雰囲気で感想を共有
■参加学生の声
折舘宏斗さん 国際商学部2年生
今回のワークショップは、自分の暮らしている神奈川について見つめ直す良い機会になりました。神奈川県職員の方から説明を受けグループで話していく中で、神奈川の魅力や現場の課題などを改めて考えることができました。

佐藤瑠菜さん 国際商学部2年生
横浜で暮らす自分にとって身近な街を、見つめ直す貴重な機会となりました。普段は意識していなかった地域の魅力や課題を掘り下げ、それに対してどのようなアプローチが可能かを仲間と共に考え新しい意見を出すことができました。神奈川県の魅力を再発見すると同時に、地域づくりへの関心が一層高まりました。
■国際商学部 原 広司准教授のコメント
短い時間の中で、ターゲットを明確にし、具体的な施策まで提案できたことは非常に素晴らしいと思います。「壮大で実現しないかもしれない」という声もありましたが、誰かが言わなければ、誰も取り組むことはありません。こうしたアイデアがヒントとなり、今後の取り組みにつながる可能性もあります。社会人になった際にも参考になる内容ですし、ぜひ自分事として考えてほしいと思います。
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