無精子症患者精子の新たな核型解析手法を開発
2025.12.18
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無精子症患者精子の新たな核型解析手法を開発
横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター 末吉寿実鼓医師(大学院生)、同生殖医療センター 村瀬真理子診療教授、葉山智工准教授、藤田医科大学医科学研究センター 分子遺伝学研究部門 倉橋浩樹教授らの研究グループは、男性不妊症と精子染色体異常の関係に着目し、無精子症患者精子の染色体異常についての研究を行いました。無精子症患者精子の核型解析を実施し、非閉塞性無精子症患者では形態良好な精子であっても、高い頻度で核型異常が起きている可能性があることを発見しました。今後、この技術を診療の中で組み合わせていくことで、妊娠率向上への貢献が期待されます。
本研究成果は、「PLOS One」に掲載されました(12月5日オンライン公開)。
本研究成果は、「PLOS One」に掲載されました(12月5日オンライン公開)。



