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データサイエンス学部 佐藤駿さんが「情報処理学会第85回全国大会で大会学生奨励賞」を受賞!

2023.04.10
  • TOPICS
  • 研究
  • データサイエンス学部

「独自のハザードマップのメッシュ統計化アルゴリズム」について評価!

データサイエンス学部 3年の佐藤駿さん(佐藤彰洋研究室所属)が、2023年3月2日(木)~3月4日(土)に電気通信大学で開催された、「情報処理学会 第85回全国大会 〜ダイバーシティと情報処理〜」で、全国大会 学生奨励賞を受賞しました。
情報処理学会 全国大会は一般社団法人情報処理学会の主催で実施されており、本賞は、学生セッションで発表された学生会員の中から座長裁量で優秀な発表に対して贈呈される賞になります。
受賞者
データサイエンス学部 3年(所属:佐藤彰洋研究室)
佐藤 さとう 駿  かける

指導教員
データサイエンス学部 佐藤 彰洋教授

発表題目
洪水ハザードマップのメッシュ化プロダクトについて

—今回受賞した論文の研究内容について佐藤駿さんに解説していただきました。

発表内容
今回の論文では、今まで利活用されてこなかったハザードマップを利活用しやすい形で再提供することを目的とするアルゴリズム開発を主として研究を行いました。具体的には、ある地域(例:横浜市)を1km四方の短形に区切り、それぞれの短形内における特定の想定浸水深の割合を画像分析から取得、分析結果を通じ、割合が高ければ赤、低ければ無色で地図上に表示するシステムを開発しました。また、該当の場所について地図上に地物(例:学校/病院等)の場所を可視化することで、連結分析が可能であることを示しました。

左図:横浜市内各短形における想定浸水深0.5m〜3.0mの割合を示した地図
右図:割合が高い短形における各種施設の配置と個数
受賞者のコメント
まずは、評価いただけたことを非常に嬉しく思います。そして、佐藤教授及び共著の中井さんのお二人がいなければこの賞をいただくこともなかっただろうと思います。とても感謝しています。あと一年研究期間があるため、この研究を続け、自分の駿という名前に恥じないような成果物を作り上げていきます。

指導教員:佐藤 彰洋教授のコメント
データサイエンス学部3年生後期の専門領域演習II(研究室ゼミ)として取り組みした、研究テーマを学会発表してもらいました。日頃からプログラミングに熱心に取り組んでおり、複雑な画像からのメッシュ統計アルゴリズムの開発を独自のコードで作成するなど、困難な課題に取り組んでくれました。

問い合わせ先

横浜市立大学 広報課
E-mail:koho@yokohama-cu.ac.jp


 

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