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IDH2変異星細胞腫の悪性化に関わる遺伝子異常を 患者由来脳腫瘍モデルを用いて解明

2023.12.01
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  • 理学部

IDH2変異星細胞腫の悪性化に関わる遺伝子異常を 患者由来脳腫瘍モデルを用いて解明

~腫瘍の病態理解により将来の個別化医療へ前進~

横浜市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室 立石健祐准教授、山本哲哉教授、同大学院生命医科学研究科 創薬再生科学研究室、ハーバード大学 脳神経外科を中心とした研究グループは、希少な腫瘍性疾患であるIDH2変異星細胞腫の悪性化が、RB経路とPDGFRA経路の活性化を引き起こす遺伝子異常によって生じることを、臨床検体と同一患者由来の脳腫瘍モデルを詳細に解析することで明らかにしました。

本研究成果は、「Acta Neuropathologica Communications」に掲載されました。(2023年11月27日)
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