医学部医学科脳神経外科学教室の園田真樹助教が「日本脳神経外科学会」「日本てんかん学会」からW受賞！

横浜市立大学医学部医学科脳神経外科学教室の園田真樹助教が「日本脳神経外科学会」「日本てんかん学会」の2つの学会において「5歳以降の言語ネットワークにおける時空間ダイナミクスとその発達に関する新しい神経生物学的モデル」という論文を報告し、それぞれで受賞をしました。

受賞者
医学部医学科脳神経外科学教室
園田真樹助教

受賞論文タイトル
Six-dimensional dynamic tractography atlas of language connectivity in the developing brain
（和訳）
5歳以降の言語ネットワークにおける時空間ダイナミクスとその発達に関する新しい神経生物学的モデル

プレスリリース

本研究は、言語処理に携わっている離れた脳皮質領域同士が、どの深部経路で、どれほどの速度で、どの方向に向かって、神経情報を伝達できるのかを一目瞭然にした点で神経科学分野において非常に意義は大きいものです。今後は、本研究で用いた解析技術を応用し、より安全で有効な脳神経外科診断・治療方法の研究も進めていくとのことで、医療分野へ技術応用が期待されます。
W受賞に関しては、これまでの各学会への貢献と応募論文の研究過程とその位置づけが高く評価され受賞となったのだと思います。

令和4年9月20日（火）－9月22日（木）に仙台で開催された第55回日本てんかん学会学術集会で第45回JUHN AND MARY WADA奨励賞 臨床部門を受賞しました。
JUHN AND MARY WADA奨励賞は、本邦が生んだ世界的なてんかん学者Juhn A. Wada教授夫妻の功績を記念して、若手てんかん研究者の研究を奨励するために創設された賞です。

令和4年9月28日（水）－10月1日（土）に横浜で開催された日本脳神経外科学会 第81回学術総会で第28回学会奨励賞・特別賞を受賞しました。学術奨励賞は、脳神経外科学の発展と若手脳神経外科医の育成を目的として1995年に創設された賞です。

日本脳神経外科学会 第81回学術総会

jns2022.jp/

名誉ある賞を頂き身の引き締まる思いです。これまでご指導頂いた先生方、いつも全力で支援してくれている家族に感謝を申し上げたいと思います。最近、臨床に携わる者が研究を行う意義というものを強く感じます。引き続き、医学・医療分野や神経科学分野の発展に貢献できるように全力で臨床・研究活動に取り組んでいきたいと思います。