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【講演開催報告】「Clinical Clerkship and Medical Education at UCSD」を開催しました。

2022.08.25
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医学会講演会/医学教育センター主催

【開催報告】Kenneth Vitale先生ご講演

「Clinical Clerkship and Medical Education at UCSD」

日時:2022年7月19日(火)18:30~19:30
場所:本学福浦キャンパスC4実習室
申込者:67名(録画配信あり)   
 令和4年7月19日(火)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)からKenneth Vitale先生をお招きし、同校の医学部における教育と臨床実習についてご講演いただきました。本学のクリニカル・クラークシップ派遣先の一つであるUCSDからの教員の来訪を受け、海外留学に関心のある学生を中心に、総勢67名の方にお申込みいただきました。

 医師になるまでの道のりが日本とアメリカで異なることから、セミナー冒頭では、UCSDと本学の医学教育制度の違いや評価基準について説明いただき、その上で、UCSDの各学年で履修する講義や実習を紹介いただきました。UCSDにおける第四学年の説明では、クリニカル・クラークシップについて言及され、本学から派遣された学生も履修できる選択科目のアドバイスをいただきました。

 現在、UCSDの整形外科部門で教鞭をとられ、1、2年生のカリキュラムも担当しておられる先生のお話は、どれも具体的でわかりやすく、UCSDの魅力が伝わってきました。中でも、解剖学、生理学、薬理学などを別々に学ぶ代わりに、それらを統合した科目(例:循環器系の生理学)が教えられているというお話や、女子学生の在籍する割合が高く、キャンパスがダイバーシティに富んでいるというお話が印象的で、参加者からも反響がありました。

 講演終了後の質疑応答では、Vitale先生のファシリテートにより、次々と質問が寄せられました。実際に先生のお話をきくことにより、留学のイメージがわき、渡航したいという気持ちが刺激され、昨今、開催の機会が少なくなった対面講座の良さを実感することができるセミナーとなりました。

Kenneth Vitale先生ご略歴

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)整形外科学部門 臨床教授。

ニューヨーク大学医学部を卒業後、レジデントを経て、同校のAssistant Professorを務めながら、ランゴーン医療センターに勤務。スポーツ医学とスポーツ栄養学を専門とし、現在は、UCSDの関連医療機関のアスレティックトレーナーと共にアスリートの競技復帰を支援する一方で、UCSDの整形外科部門にて教鞭をとる。

医学教育推進課 医学国際化等担当

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