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臨床研究におけるメール誤送信によって患者情報が漏えいした件に関する第三者調査委員会の調査結果について

2020.03.27
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横浜市立大学附属病院の泌尿器科において、膀胱がんの予後に関する臨床研究のための患者情報(3,411 件)を、誤ってメール送信したことにより漏えいした件について、第3 者のみで構成する臨床研究等調査委員会による調査結果がまとまり、2020 年3月24 日に附属病院長に対して結果報告がされました。
調査委員会では、本研究について、個人情報の漏えいだけでなく、倫理審査及び患者同意(オプトアウト)の手続きについても適正に実施されていないことが確認されました。このため、本研究に関する調査に加えて、本学の同様なすべての臨床研究(219 件)についても(1)個人情報の管理、(2)倫理審査及び(3)患者同意(オプトアウト)の調査を実施し、原因究明及び再発防止策について5回にわたる検討を行ってきました。
この結果報告を受けて、本学では、改善に関する提言を真摯に受け止め、既に対応済の取り組みも含め、今後、再発防止に向けて積極的に取り組んでまいります。 
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