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ありがとう、金沢八景駅のトンネル壁画。最後の姿に寄せて。

2019.11.14
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令和元年11月中旬から令和2年3月まで、金沢八景駅の線路下通路が閉鎖され、トンネル内壁面の補強工事が行われることになりました。このため、両側に描かれていた壁画も無くなってしまうことが決定。通学路を明るくするために、学生達によって制作された思い出深い壁画も、11年の長い役目を終えます。

この壁画は、平成19年8月に発足した横浜市立大学と金沢高校の美術部による合同プロジェクトにより描かれ、平成20年3月に完成したものです。プロジェクト発足時、28メートルの細長いトンネルにどんな壁画を描くのがいいのか、通路を歩く人に何を感じてもらいたいか、どんな用具をどれくらい用意するか等々、考えることは山ほどありました。勢い込んで壁画制作に取り組むと決めたものの、美術部の学生達や担当する大学職員、高校美術部の顧問など、プロジェクトに関わる全員が、初めて経験することばかり。まず、縮図の下絵段階で迷走し、何とか壁面に描き始めると、今度はペンキの扱いにとまどう、そんな四苦八苦の連続でした。

そしてようやく壁画が完成し、晴れて迎えたお披露目の式典では、プロジェクトの代表者だった本学美術部部長が、「通学路をなんとか明るくしたいという一心で始めました。下絵を何度も描き直す中で、少しずつテーマが見えてきて、道行く人にたくさんの励ましの言葉をもらって、何とか頑張ることができました。皆様のおかげです」と挨拶。近隣の皆様の温かい拍手に、感極まる場面が印象的でした。
壁画は、金沢区をイメージして、駅側から入ると海を感じ、奥に進むと森へと変化していく「海から森へ」がコンセプト。京浜急行電鉄や金沢区役所、金沢土木事務所等、多くの方々のご尽力によって蛍光灯やサインも整備されました。おかげで懸念だった落書きの悩みからも解放。トンネル通路は、長きにわたり、道行く人を明るく照らし、癒しを与えてくれました。

壁画制作に携わっていただいた皆様に感謝の意を込めて、壁画にまつわる思い出とともに、近々なくなってしまう壁画の写真を掲載します。
長い間、わたしたちの通学路を見守ってくれてありがとう! そしてお疲れさまでした!  


※画像をクリックすると拡大表示されます

壁画1
駅側入り口は、海のイメージ

壁画2
奥へ行くにつれ

壁画6
森へと変わります

壁画3
高校美術部が担当した壁画

壁画4
駅側から見て左手壁画は大学美術部が担当

壁画5
壁画制作はハマロードサポーター制度により実施

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