生命ナノシステム科学研究科 朴三用 准教授 が宇宙実験を開始
2009.07.24
- プレスリリース
- 研究
生命ナノシステム科学研究科の朴三用准教授は独立行政法人 宇宙航空研究開発機構（JAXA）の「JEM利用高品質タンパク質結晶生成実験」で平成21年～平成24年の3年間で半年に1回、合計6回の宇宙実験を行います。
本実験は、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の実験装置を使用し、タンパク質結晶生成実験を行います。地上でできるタンパク質の結晶と、宇宙環境でできるタンパク質の結晶を比較し、研究・実験を行うことにより、創薬研究の発展に期待が持てます。
「JEM利用高品質タンパク質結晶生成実験」第一回概要
打上予定 ：平成21年7月24日
打上射場 ：カザフスタン バイコヌール
輸送ロケット ：プログレス補給船
結晶化場所 ：国際宇宙ステーション内「きぼう」日本実験棟
タンパク質結晶生成装置（PCRF）
飛行期間 ：11週間
搭載容器 ：高品質タンパク質結晶生成用セルユニット2式
（96サンプル（1サンプル当たりキャピラリ3本）
結晶化方法 ：カウンターデュフュージョン法
帰還予定 ：平成21年10月11日
着陸地点 ：カザフスタン
帰還ロケット ：ソユーズ宇宙船
