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「骨髄幹細胞移植による血管新生療法」が先進医療に承認

2009.01.05
  • プレスリリース
  • 研究
 平成20年12月1日、病態制御内科学/循環器・腎臓内科学(梅村敏教授、内野和顕准教授、石上友章准教授)と附属病院循環器内科(石川利之准教授、菅野晃靖准教授)らの研究チームによるトランスレーショナルリサーチ「骨髄細胞移植による血管新生療法(閉塞性動脈硬化症又はバージャー病)」が、厚生労働省の先進医療に承認されました。

 本研究は、近年激増する四肢の動脈硬化性疾患ならびに難病のひとつであるバージャー病に対して、自身の骨髄細胞由来の血管幹細胞を濃縮し、局所に注入することで不足する血管網を回復させ、既存の技術では治療することができない重症下肢虚血から回復させる最新の治療方法です。
 病態制御内科学/循環器・腎臓内科学では、末梢動脈疾患の治療に積極的に取り組んでいます。附属病院循環器内科と手を携えて最先端の医療を提供することで、末梢動脈疾患で苦しむ方々のためにお役に立てるよう日々奮闘しています。

(文責:石上 友章)
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