生命医科学コースについて
カリキュラム
Point1 | Point2 | Point3 |
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生命科学の世界的研究拠点で学ぶ DNAやRNA、タンパク質の構造と機能の関連を原子・分子レベルで明らかにする最先端の計測・分析技術を習得します。 |
先端医科学を学ぶ 生体の機能と病態との関連を、最先端の脳神経科学や再生医学などの基礎医学と疾病病態学などの臨床医学の双方から習得します。 |
理学と医学ハイブリッド教育 物理と化学を基盤とした生命科学と医科学の橋渡し教育を通じて先端科学技術と先進医療を理解し、人類社会の諸問題を解決できる人材を育成します。 |
生命医科学コースの主な科目
- ・生体高分子構造科学、生体高分子機能科学、人体の解剖生理学、分子細胞医科学、脳神経科学、遺伝子機能
科学、薬理学、プロテオーム科学、生命情報科学、臨床概論・疾病病態学、発生・再生医学、生体分子計測
科学、生体分子設計科学、生命医科学実習I~III、生命医科学特別講義など
生命医科学コース担当教員一覧
教員氏名 | 主要担当科目 | 研究テーマ・講義内容など |
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佐藤 衛 | 生体高分子構造科学 | タンパク質やDNA・RNAおよびそれらの集合体の原子レベルの立体構造に基づく生体内での働きと疾患との関連の解明。 |
禾 晃和 | 生体高分子構造科学 | 脳神経の形成に関わる受容体などの構造機能解析。立体構造解析による受容体活性化とシグナル伝達の分子機構の解明。 |
有田 恭平 | 生体高分子構造科学 | クロマチン高次構造を制御するタンパク質・DNA複合体の構造機能解析。 エピジェネティクスな情報の確立、読み取り、継承の分子機構の解明。 |
高橋 栄夫 | 生体分子計測科学 | NMR法等の解析手法を活用した生体高分子の構築原理・作動原理の解明、および創薬展開を志向した応用研究。 |
佐々木 幸生 | 薬理学 | 神経における翻訳調節機構、シナプス形成機構と神経発達障害との関連の研究。 |
坂倉 正義 | 生命医科学演習・実習 | NMR法を中心とした物理化学的解析手法を用いた、神経疾患に関連するタンパク質の高次構造解析、およびこれらのタンパク質とリガンド分子との 相互作用機構の解明。 |
テイム J.R.H | 生体分子設計科学 | 病原性細菌が分泌する巨大なタンパク質の構造解明や、分泌機構の活性を阻害する薬剤開発の研究を行う。 |
朴 三用 | 生体分子設計科学 | 感染病や疾患由来の生体超分子複合体の立体構造解明または、構造に基づいた創薬設計や創薬基盤構築を行う。 |
水谷 健二 | 生命医科学演習・実習 | 創薬標的となるタンパク質(主に膜タンパク質)の立体構造に関する研究 と、そのための技術開発を行う。 |
池上 貴久 | 生体高分子機能科学 | 核磁気共鳴(NMR)を用いて、蛋白質の立体構造および機能を解析し、蛋白質機能の動作原理や安定性を解明する。 |
明石 知子 | 生体高分子機能科学 | 質量分析法を活用して、タンパク質で構成される複合体の構造機能解析およびそのための方法論の構築を行う。 |
小沼 剛 | 生命医科学演習・実習 | NMRやMS等を用いて蛋白質や核酸の複合体の立体構造および機能を解析する。また、それら方法論を開発する。 |
木寺 詔紀 | 生命情報科学 | 生命科学が生み出す大量の情報をバイオインフォマティクスと分子シミュレーションを用いて解読する。 |
池口 満徳 | 生命情報科学 | コンピュータによる分子シミュレーションを用いた、生体分子の機能解析と計算創薬研究。 |
浴本 亨 | 生命医科学演習・実習 | タンパク質などの生体高分子が多様な機能を発現する分子メカニズムをコンピュータ・シミュレーションで解明する。 |
古久保 哲朗 | 遺伝子機能科学 | 真核細胞のゲノムに蓄えられた遺伝情報を正確に読み出す精緻な分子装置の作動原理の理解ならびにその活性制御機構の解明。 |
鈴木 厚 | 分子細胞医科学 | 上皮、神経細胞極性制御を介した高次機能制御および疾患原因の解明。 |
高井 直樹 | 生命医科学演習・実習 | 遺伝学・生化学などの分野横断的な手法を駆使した、真核生物に見られる複雑な生命現象の基となる転写調節機構の解明。 |
川崎 ナナ | プロテオーム科学 | 細胞・組織等のタンパク質の構造・機能解析とバイオ医薬品・再生医療製品等開発への応用。 |
小川 毅彦 | 発生・再生医学 | 組織再生・再構成法とin vitro配偶子形成法の開発。 |
川崎 博史 | 創薬分析科学 | 細胞の働きを解明するためのプロテオームインフォマティクスや比較プロテオミクスによるタンパク質の構造や機能の解析。 |
佐藤 卓也 | 生命医科学演習・実習 | 遺伝子工学的手法を使った精巣の再生と対外精子形成誘導法の開発。 |
竹居 光太郎 | 脳神経科学 | 神経系の発生と再生の分子機構、および神経再生医療技術の創出。 |
片岡 浩介 | 遺伝子機能科学 | 遺伝子発現調節による細胞の分化の仕組みを理解し、その破綻によって起こる疾患の解明と克服を目指した研究。 |
林 郁子 | 生体分子計測科学 | 細胞骨格蛋白質が担う遺伝子分配や細胞移動現象について、結晶構造解析や顕微鏡技術により分子機構を解明する。 |