第7回経営審議会
議事録
公立大学法人横浜市立大学 令和7年度 第7回経営審議会 議事録
日 時:令和8年2月19日(木) 10時00分~12時00分
開催方法:対面開催(zoom併用)
場 所:金沢八景キャンパス 大会議室
委 員:近野理事長、石川副理事長、井伊理事、稲葉理事、遠藤理事、橘理事、中島理事
原口理事、原田理事、藤井理事、増住理事、松井理事、岡監事、左部監事
1.議 事
(1)経営審議会議事録(案)
承認された。
(2)令和8年度計画(案)について
次回審議会での審議に向け、様々な意見交換を行った。
(主な意見)
・日本では固定給が主流だが、欧米では業績に応じて報酬を変動させる仕組みが主流である。
管理指標を減らし、行動変容を促すように投資することを検討したらどうか。
・様々な指標の中で、どこが重要なのかを説明してほしい。
→赤字体制からの脱却、経営改善に資する取り組みに重点的に取り組む。次回、体系的に見えるよう改めて説明したい。
・他大学と比べて、知財に関するベンチャーの支援体制が整っていないと声もある。
こうした指摘は1年以上前から出ており、支援体制の整備を早急に考えるべきである。
また、大学がベンチャーを支援することで、ライセンス収入など大学への財源につながる可能性も大きいことから、体制整備の方向性について早期に検討を進める必要がある。
・病院の具体的な改善点が分かるように記載してほしい。特に附属2病院のカルテ共通化のメリットが見えてこない。
また、病院長がリーダーシップを取れるようにしなければ経営改善は難しい。
→この後の予算案の議題説明で病院の考え方を示す。この2年間は労働量を増やさずに効率化に取り組んだことで8億円の改善をすることができた。
しかし人事院勧告の影響で赤字が見込まれるため休祝日に手術を行うなど労働量を増やしていく必要がある。
市大の収益の75%は病院であるため、病院で黒字を作り赤字の大部分を補わなければならない。
・電子カルテ統合も維持費用の面では効能があると期待したい。小さな取り組みを積み上げることも大事だが、今までできなかった大きな取り組みもしてほしい。
導入費用がかかっても機器はトップレベルであればよい。最新の機器に触れられることは教職員のモチベーションを上げることに繋がる。
(3)令和8年度当初予算(案)について
次回審議会での審議に向け、様々な意見交換を行った。
(主な意見)
・今回の予算に給与改定は見込んでいるか。
→令和7年度の改定は見込んでいるが、令和8年度の改定は不明なため見込んでいない。
・令和8年度の改定が人件費の上昇率と同じだとするとどのくらい影響があるか。
→他の条件が変わらない前提とすると、病院含め約9億円の赤字となる。
・収支悪化が見込まれるものは共有するべきではないか。
→令和8年度の人事院勧告が出たときに議論したい。J-PEAKSに採択され国からの補助金が出やすくなった。
人事院勧告等で出費は増えるが、補助金を積極的に申請する体制を作っている。
数億、場合によっては10億円程の補助金が入る可能性がある。補助金は後から追加されていくので予算に織り込みにくい。
今後は構造化をすることで予算に入れていきたい。
・経営審議会で赤字予算を承認するのは非常に重みがある。病院で稼ぐというが、国際商学部や国際教養学部はそれでよいのか。
授業料は簡単に上げられないが、単年度赤字だけを理由に「様子見」を続けてよいのか疑問がある。
2〜3年後にどの程度の授業料水準で運営が成り立つのか、そのためになにをすべきなのか考える必要がある。
授業料を上げた結果、学生が他大学へ流出することは避けなければならないので、教育内容の充実が不可欠である。
これを踏まえて来年度は何をやるのか説明が欲しい。
→体系的に見えるよう整理し説明していきたい。
・赤字を前提とした予算では力が入らず現実味がなくなってしまう。
また予算と計画が統一されていないので計画を一体的に予算に落とし込む作業が必要である。
→大学の収入構造上、授業料、運営交付金の減額などがあるなか、支出面で人件費の減や研究費の増には時間を要する。
令和10年度までには持続可能な予算を目指したい。
・会計制度に伴う積立金の使途について、次回以降整理し体系立てて説明していきたい。
・人事院勧告が上がることは明らかであるため決算見込みも予算も実態に合わせてほしい。
しかし赤字予算は望ましくないため授業料を上げる、学生数を増やす、または横浜市から給付を受け取るなどする必要がある。
・予算の資料にBSをつけて欲しい。
→純資産だと100億くらいである。目的積立金も60億くらいあるが油断はできない。
・自分が所属している組織の損益が働いている人に見えているかで違ってくるのではないか。
自分たちが改善できたというのが見える仕組みがあるとよい。
(4)附属2病院における料金改定等について
承認された。
(主な意見)
なし
(5)株式会社ディー・エヌ・エーとの包括連携に関する基本協定について
※当該案件の審議において、利益相反関係が生じる藤井理事は一時ご退席
方向性について承認され、協定内容を次回審議会で審議することとなった。
(主な意見)
・ディー・エヌ・エーと他の企業との違いは何か。
→理事として、横浜スタジアム社長である藤井理事が在籍していることである。
・利益相反がある場合、金額の大小に関わらず経営審議会での承認手続きはした方がよい。
企業との連携協定は全般的に行ってもよい。
・利益相反にかかるモニタリングは外部理事が不在の際も行っているのか。
→モニタリングはしっかりと行っている。
・理事が在籍する企業と利益相反をするなら理事会で承認がいる。理事会で承認された範囲内の取引なら経営審議会の承認は必要ない。
・学内のDX推進が不十分なので、人材を借りるなど外部知見を活かしていくとよい。
(6)大学学則及び大学院学則の改正について
承認された。
(主な意見)
なし
2.報 告
(1)令和7年度 月次決算概要報告(12月実績)
会議時間の都合により、本件は次回へ繰り越すこととした。
(2)学部別収支について
会議時間の都合により、本件は次回へ繰り越すこととした。
(3)横浜市立大学附属2病院・医学部等再整備基本計画策定スケジュールの延長について
報告があった。
(主な意見)
・スケジュールの延長は横浜市からの提案であると理解していたが、市大側からの提案であるのか。
→双方協力して事業を進めているが、市大側が主体となり考えていかなければならないと思っている。
(4)令和7年度 J-PEAKS の取組概要について
報告があった。
(主な意見)
・J-PEAKSの採択を機に、大型研究費が獲得しやすくなる。今後どのくらい獲得できたのかを経営審議会の場で示してほしい。
3.情報提供
(1)第173回 貴重書月替わり展覧会リーフレット
(2)第174回 貴重書月替わり展覧会リーフレット
日 時:令和8年2月19日(木) 10時00分~12時00分
開催方法:対面開催(zoom併用)
場 所:金沢八景キャンパス 大会議室
委 員:近野理事長、石川副理事長、井伊理事、稲葉理事、遠藤理事、橘理事、中島理事
原口理事、原田理事、藤井理事、増住理事、松井理事、岡監事、左部監事
1.議 事
(1)経営審議会議事録(案)
承認された。
(2)令和8年度計画(案)について
次回審議会での審議に向け、様々な意見交換を行った。
(主な意見)
・日本では固定給が主流だが、欧米では業績に応じて報酬を変動させる仕組みが主流である。
管理指標を減らし、行動変容を促すように投資することを検討したらどうか。
・様々な指標の中で、どこが重要なのかを説明してほしい。
→赤字体制からの脱却、経営改善に資する取り組みに重点的に取り組む。次回、体系的に見えるよう改めて説明したい。
・他大学と比べて、知財に関するベンチャーの支援体制が整っていないと声もある。
こうした指摘は1年以上前から出ており、支援体制の整備を早急に考えるべきである。
また、大学がベンチャーを支援することで、ライセンス収入など大学への財源につながる可能性も大きいことから、体制整備の方向性について早期に検討を進める必要がある。
・病院の具体的な改善点が分かるように記載してほしい。特に附属2病院のカルテ共通化のメリットが見えてこない。
また、病院長がリーダーシップを取れるようにしなければ経営改善は難しい。
→この後の予算案の議題説明で病院の考え方を示す。この2年間は労働量を増やさずに効率化に取り組んだことで8億円の改善をすることができた。
しかし人事院勧告の影響で赤字が見込まれるため休祝日に手術を行うなど労働量を増やしていく必要がある。
市大の収益の75%は病院であるため、病院で黒字を作り赤字の大部分を補わなければならない。
・電子カルテ統合も維持費用の面では効能があると期待したい。小さな取り組みを積み上げることも大事だが、今までできなかった大きな取り組みもしてほしい。
導入費用がかかっても機器はトップレベルであればよい。最新の機器に触れられることは教職員のモチベーションを上げることに繋がる。
(3)令和8年度当初予算(案)について
次回審議会での審議に向け、様々な意見交換を行った。
(主な意見)
・今回の予算に給与改定は見込んでいるか。
→令和7年度の改定は見込んでいるが、令和8年度の改定は不明なため見込んでいない。
・令和8年度の改定が人件費の上昇率と同じだとするとどのくらい影響があるか。
→他の条件が変わらない前提とすると、病院含め約9億円の赤字となる。
・収支悪化が見込まれるものは共有するべきではないか。
→令和8年度の人事院勧告が出たときに議論したい。J-PEAKSに採択され国からの補助金が出やすくなった。
人事院勧告等で出費は増えるが、補助金を積極的に申請する体制を作っている。
数億、場合によっては10億円程の補助金が入る可能性がある。補助金は後から追加されていくので予算に織り込みにくい。
今後は構造化をすることで予算に入れていきたい。
・経営審議会で赤字予算を承認するのは非常に重みがある。病院で稼ぐというが、国際商学部や国際教養学部はそれでよいのか。
授業料は簡単に上げられないが、単年度赤字だけを理由に「様子見」を続けてよいのか疑問がある。
2〜3年後にどの程度の授業料水準で運営が成り立つのか、そのためになにをすべきなのか考える必要がある。
授業料を上げた結果、学生が他大学へ流出することは避けなければならないので、教育内容の充実が不可欠である。
これを踏まえて来年度は何をやるのか説明が欲しい。
→体系的に見えるよう整理し説明していきたい。
・赤字を前提とした予算では力が入らず現実味がなくなってしまう。
また予算と計画が統一されていないので計画を一体的に予算に落とし込む作業が必要である。
→大学の収入構造上、授業料、運営交付金の減額などがあるなか、支出面で人件費の減や研究費の増には時間を要する。
令和10年度までには持続可能な予算を目指したい。
・会計制度に伴う積立金の使途について、次回以降整理し体系立てて説明していきたい。
・人事院勧告が上がることは明らかであるため決算見込みも予算も実態に合わせてほしい。
しかし赤字予算は望ましくないため授業料を上げる、学生数を増やす、または横浜市から給付を受け取るなどする必要がある。
・予算の資料にBSをつけて欲しい。
→純資産だと100億くらいである。目的積立金も60億くらいあるが油断はできない。
・自分が所属している組織の損益が働いている人に見えているかで違ってくるのではないか。
自分たちが改善できたというのが見える仕組みがあるとよい。
(4)附属2病院における料金改定等について
承認された。
(主な意見)
なし
(5)株式会社ディー・エヌ・エーとの包括連携に関する基本協定について
※当該案件の審議において、利益相反関係が生じる藤井理事は一時ご退席
方向性について承認され、協定内容を次回審議会で審議することとなった。
(主な意見)
・ディー・エヌ・エーと他の企業との違いは何か。
→理事として、横浜スタジアム社長である藤井理事が在籍していることである。
・利益相反がある場合、金額の大小に関わらず経営審議会での承認手続きはした方がよい。
企業との連携協定は全般的に行ってもよい。
・利益相反にかかるモニタリングは外部理事が不在の際も行っているのか。
→モニタリングはしっかりと行っている。
・理事が在籍する企業と利益相反をするなら理事会で承認がいる。理事会で承認された範囲内の取引なら経営審議会の承認は必要ない。
・学内のDX推進が不十分なので、人材を借りるなど外部知見を活かしていくとよい。
(6)大学学則及び大学院学則の改正について
承認された。
(主な意見)
なし
2.報 告
(1)令和7年度 月次決算概要報告(12月実績)
会議時間の都合により、本件は次回へ繰り越すこととした。
(2)学部別収支について
会議時間の都合により、本件は次回へ繰り越すこととした。
(3)横浜市立大学附属2病院・医学部等再整備基本計画策定スケジュールの延長について
報告があった。
(主な意見)
・スケジュールの延長は横浜市からの提案であると理解していたが、市大側からの提案であるのか。
→双方協力して事業を進めているが、市大側が主体となり考えていかなければならないと思っている。
(4)令和7年度 J-PEAKS の取組概要について
報告があった。
(主な意見)
・J-PEAKSの採択を機に、大型研究費が獲得しやすくなる。今後どのくらい獲得できたのかを経営審議会の場で示してほしい。
3.情報提供
(1)第173回 貴重書月替わり展覧会リーフレット
(2)第174回 貴重書月替わり展覧会リーフレット