2026.09.09
- プレスリリース
- 研究
~遺伝子変異の型による炎症の違いを細胞モデルで再現、治療標的候補と血液バイオマーカー候補を発見~
横浜市立大学大学院医学研究科 幹細胞免疫制御内科学・免疫学教室、附属病院血液・リウマチ内科の東谷佳奈医師(博士課程4年)、同研究科幹細胞免疫制御内科学の桐野洋平准教授、中島秀明教授、同研究科免疫学教室の藩龍馬講師、田村智彦教授らの研究グループは、重篤な自己炎症性疾患であるVEXAS症候群について、原因遺伝子UBA1の変異の種類によって細胞の炎症反応や細胞死の強さが異なる仕組みの一端を、患者さんの血液を用いた解析と、新たに作製したヒト単球(白血球の一種)の細胞モデルの両方から明らかにしました。また、この炎症反応の中心にRIPK3という分子が関わっており、これを阻害する薬剤によって炎症や細胞死を大きく抑えられることを見いだしました。本研究は、VEXAS症候群の重症度を予測するバイオマーカーの開発や、変異の型に応じた新しい治療法の開発に道を開くものです。
本研究成果は、米国リウマチ学会誌「Arthritis & Rheumatology」に掲載されました(2026年9月7日)。
本研究成果は、米国リウマチ学会誌「Arthritis & Rheumatology」に掲載されました(2026年9月7日)。

