2026.06.12
- プレスリリース
- 研究
- 理学部
科学警察研究所法科学第三部 広瀬隆平研究員(現所属:神奈川県警察横須賀警察署、横浜市立大学国際総合科学部卒業生)、宮口 一 部付主任研究官、横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 関本奏子研究教授らの研究グループは、化学テロ発生現場に残留するVXやノビチョクなどの微量の神経剤を検知するための新たな手法を開発しました。
近年海外において暗殺に使用されたVXやノビチョクは、物体に付着した場合は長期間揮発せずに留まるため、速やかに汚染部位を特定して神経剤を積極的に除去(除染)する必要があります。ところが、汚染部位の特定には多大な時間と労力を必要とし、実際にイギリスで発生したノビチョク事件の現場除染には約一年を要しました。そのため、神経剤による汚染を検知するための簡便で迅速な手法が求められていました。
今回、本研究グループは、市販の質量分析装置に簡単な改造を施すことで、現場から採取したふき取りサンプルから微量の神経剤を迅速かつ確実に検知するための新たな分析手法を構築しました。本手法は、安全な市民生活を取り戻すための除染活動の効率化を通じて、化学テロによる被害の抑止につながる国際的な貢献が期待されます。
なお本研究成果は、「Analytical Chemistry」誌にオンライン公開されました(2026年6月11日21時)。
近年海外において暗殺に使用されたVXやノビチョクは、物体に付着した場合は長期間揮発せずに留まるため、速やかに汚染部位を特定して神経剤を積極的に除去(除染)する必要があります。ところが、汚染部位の特定には多大な時間と労力を必要とし、実際にイギリスで発生したノビチョク事件の現場除染には約一年を要しました。そのため、神経剤による汚染を検知するための簡便で迅速な手法が求められていました。
今回、本研究グループは、市販の質量分析装置に簡単な改造を施すことで、現場から採取したふき取りサンプルから微量の神経剤を迅速かつ確実に検知するための新たな分析手法を構築しました。本手法は、安全な市民生活を取り戻すための除染活動の効率化を通じて、化学テロによる被害の抑止につながる国際的な貢献が期待されます。
なお本研究成果は、「Analytical Chemistry」誌にオンライン公開されました(2026年6月11日21時)。



