2026.04.22
- プレスリリース
- 研究
iPS細胞由来マクロファージが腫瘍を縮小する 新免疫療法を開発
横浜市立大学大学院医学研究科 薬理学教室の柴田 智博助教、徳留 健主任教授らの研究グループは、Cedars-Sinai Medical CenterのZakir Khan博士、Kenneth E. Bernstein博士らとの共同研究により、他家移植環境においても抗腫瘍免疫を活性化できる「抗原非依存型」のiPS細胞由来マクロファージの樹立に成功しました。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)は本来、血圧調節に関わる酵素として知られていますが、近年、免疫細胞の機能を強力に制御することが明らかになりつつあります。本研究では、Tet-On誘導システム*4を用いて、抗生物質ドキシサイクリン(Dox)の投与によってACE発現を制御できるヒトiPS細胞株を樹立しました。このiPS細胞を分化誘導して得られたACE高発現マクロファージ(ACE-iMac)は、ヒト化マウスモデル*5においてT細胞およびNK細胞の抗腫瘍活性を強力に増強することが明らかになりました。これらの結果から、本研究は、がん種に依存しない「抗原非依存型」の新しい細胞免疫療法の可能性を示すものです。
本研究成果は、国際学術誌「Signal Transduction and Targeted Therapy」に掲載されました(2026年4月13日公開)。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)は本来、血圧調節に関わる酵素として知られていますが、近年、免疫細胞の機能を強力に制御することが明らかになりつつあります。本研究では、Tet-On誘導システム*4を用いて、抗生物質ドキシサイクリン(Dox)の投与によってACE発現を制御できるヒトiPS細胞株を樹立しました。このiPS細胞を分化誘導して得られたACE高発現マクロファージ(ACE-iMac)は、ヒト化マウスモデル*5においてT細胞およびNK細胞の抗腫瘍活性を強力に増強することが明らかになりました。これらの結果から、本研究は、がん種に依存しない「抗原非依存型」の新しい細胞免疫療法の可能性を示すものです。
本研究成果は、国際学術誌「Signal Transduction and Targeted Therapy」に掲載されました(2026年4月13日公開)。

