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横浜市立大学 YOKOHAMA CITY UNIVERSITY

大学院生 會田侑希さんの論文が、iScienceに掲載!

2026.03.31
  • TOPICS
  • 学生の活躍

インスリンの過剰分泌が糖尿病を起こす仕組みを解明

生命医科学研究科 博士後期課程3年(生体機能医科学研究室)の會田侑希さんらの研究グループは、インスリンを過剰に分泌させる刺激がストレスとなって、膵臓のベータ細胞のインスリン分泌能を低下させてしまうことを発見し、その仕組みを解明しました。その研究成果が、「iScience」に掲載されました。
筆頭著者
生命医科学研究科 博士後期課程3年
生体機能医科学研究室
會田侑希あいだ ゆうきさん

指導教員
生命医科学研究科
生体機能医科学研究室
片岡浩介准教授

論文タイトル
Stimulation to secrete insulin induces pancreatic β-cell dysfunction through Tfe3 activation
(日本語訳:インスリン分泌を促す刺激はTfe3の活性化によって膵ベータ細胞の機能を低下させる)

掲載雑誌
iScience
DOI:https://doi.org/10.1016/j.isci.2026.115312
論文内容
2026年3月30日プレスリリース
「膵ベータ細胞の働き過ぎがストレス〜インスリンの過剰分泌が糖尿病を起こす仕組みを解明〜」
WEBサイト:https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/20260330kataoka.html
會田さんのコメント
このたび、研究成果を論文として発表できたことを大変嬉しく思います。本研究では、従来の研究では十分に着目されてこなかったインスリン分泌刺激そのものに焦点を当てることで、膵β細胞機能低下の分子機構を解明しました。研究を進める中で、独自の視点からメカニズムを解き明かしていくことの楽しさを実感しました。また、世界初となる非肥満型の2型糖尿病モデルマウスの作製にも成功しました。モデルマウスの作製には多くの時間と労力を要し、諦めそうになることもありましたが、学部3年生での研究室配属時に抱いた「病気で苦しむ人の助けになりたい」という想いを原動力に、作製することができました。その喜びは非常に大きなものでした。
これからも研究を楽しむ姿勢と「人のために」という想いを大切にしながら、研究活動に励んでいきたいと思います。最後に、本研究を進めるにあたり多大なるご指導を賜りました片岡先生ならびに片岡研究室の皆様、共同研究の先生方に心より感謝申し上げます。

指導教員 片岡浩介准教授のコメント
論文掲載おめでとうございます。マウスを使った実験から次世代シーケンスまで、幅広い実験手法を駆使して多方面から問題にアプローチし、試行錯誤して得られた成果を発表できたことは大きな喜びだと思います。私自身も研究の過程で、「なるほど、こうなっているのか!」という発見の驚きや喜びを感じました。また、膵臓のベータ細胞がどんな論理で生きて動作しているのかを明らかにする基礎的な研究が、疾患のモデルにまでつながったことも意義深いことと思います。これからもその情熱を絶やすことなく、広い視野を持って研究を続けてください。
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