2026.03.27
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- 学生の活躍
シェアサイクルサービスにおける自転車台数と人流データの比較分析
データサイエンス研究科データサイエンス専攻 博士前期課程1年の佐藤佑哉さんが、2026年3月6日(金)~8日(日)に松山大学で開催された「情報処理学会第88回全国大会」において、学生奨励賞を受賞しました。
受賞者
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
博士前期課程1年生
佐藤 佑哉さん
指導教員
データサイエンス研究科
佐藤 彰洋教授(情報科学)
受賞内容
情報処理学会第88回全国大会
学生奨励賞
発表題目
シェアサイクルサービスにおける自転車台数と人流データの比較分析
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
博士前期課程1年生
佐藤 佑哉さん
指導教員
データサイエンス研究科
佐藤 彰洋教授(情報科学)
受賞内容
情報処理学会第88回全国大会
学生奨励賞
発表題目
シェアサイクルサービスにおける自転車台数と人流データの比較分析
今回の発表内容について佐藤さんに解説していただきました。
自転車を好きなポートから借りて、好きなポートに返却できるサービスであるシェアサイクルの利用は年々拡大しています。その一方で、ポートの自転車数に偏りが生じ、「借りられない、返せない」といった問題が発生することがあります。自身もサービスを利用する上で、このような状況に何度も遭遇したことがあり、在庫状況の発生を事前に把握することは、ユーザー体験の向上に貢献すると考えたことから、本研究に取り組みました。
本研究では、シェアサイクルのポートにおける在庫率が極端に低くなる状態に着目し、その発生要因の分析と予測モデルの構築を行いました。分析には、シェアサイクルのポート別自転車台数データに加え、人流データ、周辺施設データ、気象データなどを組み合わせて使用しました。これらのデータは、研究室で開発されているメッシュ統計基盤「MESHSTATS for Research*1」を活用して取得・加工し、メッシュ単位での可視化と分析を行いました。その結果、シェアサイクルの台数変動にはポートごとの時系列パターンが存在すること、また、メッシュ内の流動人口と自転車数の相関が高くなるポートと低くなるポートが存在することを確認しました。さらに、機械学習モデルを用いて在庫率が極端に低くなる状態を予測するモデルを構築しました。今後は、作成したモデルから、低在庫状態を予測し、ユーザーに使用可能なポートをリコメンドするwebアプリケーションの開発に着手していく予定です。
自転車を好きなポートから借りて、好きなポートに返却できるサービスであるシェアサイクルの利用は年々拡大しています。その一方で、ポートの自転車数に偏りが生じ、「借りられない、返せない」といった問題が発生することがあります。自身もサービスを利用する上で、このような状況に何度も遭遇したことがあり、在庫状況の発生を事前に把握することは、ユーザー体験の向上に貢献すると考えたことから、本研究に取り組みました。
本研究では、シェアサイクルのポートにおける在庫率が極端に低くなる状態に着目し、その発生要因の分析と予測モデルの構築を行いました。分析には、シェアサイクルのポート別自転車台数データに加え、人流データ、周辺施設データ、気象データなどを組み合わせて使用しました。これらのデータは、研究室で開発されているメッシュ統計基盤「MESHSTATS for Research*1」を活用して取得・加工し、メッシュ単位での可視化と分析を行いました。その結果、シェアサイクルの台数変動にはポートごとの時系列パターンが存在すること、また、メッシュ内の流動人口と自転車数の相関が高くなるポートと低くなるポートが存在することを確認しました。さらに、機械学習モデルを用いて在庫率が極端に低くなる状態を予測するモデルを構築しました。今後は、作成したモデルから、低在庫状態を予測し、ユーザーに使用可能なポートをリコメンドするwebアプリケーションの開発に着手していく予定です。
バイクシェアキャパシティ数のメッシュ別ヒートマップ
指導教員 佐藤 彰洋教授のコメント
本発表は修士論文研究テーマとして取り組み始めた、公共交通オープンデータ協議会が無償公開するドコモバイクシェアのバイクサイトの高頻度データと流動人口メッシュ統計を利用したモデル開発と実証評価に関するものです。佐藤佑哉君はこの実証的な研究テーマに主体的に取り組みをしてきました。今回の受賞は、データサイエンスの能力を活用した彼の努力の賜物であり、データサイエンス人材としての成長を示すものとして、とても嬉しく頼もしく感じています。
用語説明
*1 メッシュ統計:緯度経度により重複なく矩形に区切った領域(メッシュ)を集計単位として編成した統計
本発表は修士論文研究テーマとして取り組み始めた、公共交通オープンデータ協議会が無償公開するドコモバイクシェアのバイクサイトの高頻度データと流動人口メッシュ統計を利用したモデル開発と実証評価に関するものです。佐藤佑哉君はこの実証的な研究テーマに主体的に取り組みをしてきました。今回の受賞は、データサイエンスの能力を活用した彼の努力の賜物であり、データサイエンス人材としての成長を示すものとして、とても嬉しく頼もしく感じています。
用語説明
*1 メッシュ統計:緯度経度により重複なく矩形に区切った領域(メッシュ)を集計単位として編成した統計
