東亜建設工業 技術研究開発センター
見学会レポート
2026.02.25
- TOPICS
- 教育
- 国際商学部
—横浜を起点とする企業から、未来を創る姿勢を学ぶ—
2026年1月28日(水)、国際商学部16名の学生たちが、横浜市鶴見区にある東亜建設工業株式会社 技術研究開発センターを訪問しました。(担当教員:国際商学部 伊藤智明准教授)
今回の訪問は、企業の現場を実際に見学し、経営者や現場で働く方々との対話を通じて、お互いのアントレプレナーシップを高め合うことを目的として実施されたものです。
同社は、京浜工業地帯の発展を支えてきた歴史を持ち、創業者・浅野総一郎氏と横浜の深い関わりでも知られています。また、本学商学部(当時)の卒業生である中尾剛氏が代表取締役専務を務めており、大学とのつながりがある企業です。
今回の見学会では、普段は公開されていない実験施設を見学し、インフラ整備を支える企業の技術について学び、企業の社会的責任について理解を深める機会も設けられました。
今回の訪問は、企業の現場を実際に見学し、経営者や現場で働く方々との対話を通じて、お互いのアントレプレナーシップを高め合うことを目的として実施されたものです。
同社は、京浜工業地帯の発展を支えてきた歴史を持ち、創業者・浅野総一郎氏と横浜の深い関わりでも知られています。また、本学商学部(当時)の卒業生である中尾剛氏が代表取締役専務を務めており、大学とのつながりがある企業です。
今回の見学会では、普段は公開されていない実験施設を見学し、インフラ整備を支える企業の技術について学び、企業の社会的責任について理解を深める機会も設けられました。
伊藤先生(前列左)、中尾代表取締役専務(中央)と見学会に参加した学生たち
見学会の様子
当日は、鶴見駅からJR鶴見線に乗り、技術研究開発センターへ向かいました。
鶴見線の前身は東亜建設工業の子会社が敷設した鶴見臨港鉄道であり、今年で開業100年を迎えます。センター到着後は、会議室にて、京浜工業地帯の埋め立てや企業立地の歴史、さまざまな研究開発の取り組みについて説明を受け、続いて実験施設や構内(浅野総一郎像、ドライドックなど)を見学しました。
当日は、鶴見駅からJR鶴見線に乗り、技術研究開発センターへ向かいました。
鶴見線の前身は東亜建設工業の子会社が敷設した鶴見臨港鉄道であり、今年で開業100年を迎えます。センター到着後は、会議室にて、京浜工業地帯の埋め立てや企業立地の歴史、さまざまな研究開発の取り組みについて説明を受け、続いて実験施設や構内(浅野総一郎像、ドライドックなど)を見学しました。
環境実験室での見学
東亜建設工業は、浅野総一郎が起業し、川崎鶴見の埋立事業から始まった企業です。海上土木工事を得意としており、「大型造波水路」「大型環境水槽」など防災・減災に関わる港湾施設の建設工事に必要となる技術研究のための施設や、海藻着生基盤やアマモの生育の研究のための環境実験室などが目を引きました。また、「過酷環境再現室」では、マイナス25度の極寒環境を体験することができました。
また、東亜建設工業の過去の事案を踏まえた再発防止の一環として設置された「風化防止・記憶継承室」では、同社の社員から再発防止の取組みに関する詳細な説明を受け、「二度とこのような過ちを繰り返さない」という強い決意を感じることができました。こうした姿勢に触れたことは、起業を目指す学生にとっても、企業が存続し続けるために社会的責任を果たすことの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。
また、東亜建設工業の過去の事案を踏まえた再発防止の一環として設置された「風化防止・記憶継承室」では、同社の社員から再発防止の取組みに関する詳細な説明を受け、「二度とこのような過ちを繰り返さない」という強い決意を感じることができました。こうした姿勢に触れたことは、起業を目指す学生にとっても、企業が存続し続けるために社会的責任を果たすことの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。
見学会の様子
担当教員 伊藤智明先生からのメッセージ
東亜建設工業 技術研究開発センターの見学会が学生の皆さんの視野を少し広げるきっかけになればと考えています。アントレプレナーシップのこと、経営のこと、組織のことを深く知るのに、うってつけのタイミングとして、プロジェクトを始めるタイミング、プロジェクトを終わらせるタイミング、そしてもう一つプロジェクトの存続の危機にどのように向き合うのかというのが挙げられると考えています。その意味でも先日、技術研究開発センターを見学させてもらうと共に、風化防止・記憶継承室で東亜建設工業の社員の方から直接お話を聞けた経験を大切にしてもらえればと思います。
東亜建設工業 技術研究開発センターの見学会が学生の皆さんの視野を少し広げるきっかけになればと考えています。アントレプレナーシップのこと、経営のこと、組織のことを深く知るのに、うってつけのタイミングとして、プロジェクトを始めるタイミング、プロジェクトを終わらせるタイミング、そしてもう一つプロジェクトの存続の危機にどのように向き合うのかというのが挙げられると考えています。その意味でも先日、技術研究開発センターを見学させてもらうと共に、風化防止・記憶継承室で東亜建設工業の社員の方から直接お話を聞けた経験を大切にしてもらえればと思います。
本学の卒業生である中尾代表取締役専務
中尾代表取締役専務のコメント
大学ゼミでは、経営学史を学んでおり、明治大正期の企業活動に興味がありました。それが一つの理由でしょうか、東亜建設工業に入社しました。入社後に横浜との強いつながりを知り、より会社と横浜への愛着が強くなりました。今回の見学会で、企業活動が地域の産業発展や歴史にも影響していくこと、その重要性が横浜市立大学で学ぶ学生さん達に伝われば、卒業生としてこれほど嬉しいことはありません。
大学ゼミでは、経営学史を学んでおり、明治大正期の企業活動に興味がありました。それが一つの理由でしょうか、東亜建設工業に入社しました。入社後に横浜との強いつながりを知り、より会社と横浜への愛着が強くなりました。今回の見学会で、企業活動が地域の産業発展や歴史にも影響していくこと、その重要性が横浜市立大学で学ぶ学生さん達に伝われば、卒業生としてこれほど嬉しいことはありません。
中村さん
見学会に参加した学生の感想
国際商学部2年 中村芽衣さん
今回の企業見学会は、大学生として参加したからこそ得られた学びが多く、非常に充実した時間となりました。中学生の頃の企業見学とは異なり、「働く」ということをより現実的に捉えられるようになり、自分の将来像を具体的に描くきっかけになりました。社員の方々から直接、働き方や人生観について伺えたことは特に印象深く、今後の進路を考えるうえで大きな刺激となりました。また、このような貴重な機会を後輩にもぜひ経験してほしいと感じました。
見学の中で最も印象に残ったのは、企業が信頼を大切にしながら仕事に向き合う姿勢について伺えたことです。これまで「企業の信頼」という言葉を漠然と捉えていましたが、社員一人ひとりが誇りを持って働ける環境づくりが、会社全体の力につながるというお話が心に響きました。この経験を通して、自分が将来働く場所も、胸を張って所属できると感じられる企業を選びたいという思いが強まりました。
国際商学部2年 中村芽衣さん
今回の企業見学会は、大学生として参加したからこそ得られた学びが多く、非常に充実した時間となりました。中学生の頃の企業見学とは異なり、「働く」ということをより現実的に捉えられるようになり、自分の将来像を具体的に描くきっかけになりました。社員の方々から直接、働き方や人生観について伺えたことは特に印象深く、今後の進路を考えるうえで大きな刺激となりました。また、このような貴重な機会を後輩にもぜひ経験してほしいと感じました。
見学の中で最も印象に残ったのは、企業が信頼を大切にしながら仕事に向き合う姿勢について伺えたことです。これまで「企業の信頼」という言葉を漠然と捉えていましたが、社員一人ひとりが誇りを持って働ける環境づくりが、会社全体の力につながるというお話が心に響きました。この経験を通して、自分が将来働く場所も、胸を張って所属できると感じられる企業を選びたいという思いが強まりました。
今回の見学会は、企業の歴史や技術に触れるだけでなく、社会で働くうえで欠かせない「誠実さ」「責任」「改善への姿勢」を学ぶ貴重な機会となりました。
横浜市立大学では、今後も地域企業との連携を通じて、学生が実社会に触れ、学びを深める機会を積極的に提供していきます。
横浜市立大学では、今後も地域企業との連携を通じて、学生が実社会に触れ、学びを深める機会を積極的に提供していきます。




