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植物の精細胞における目的遺伝子の自由な発現に成功 -受精研究を妨げていた“解せない”抑制機構を回避-

2026.02.25
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植物の精細胞における目的遺伝子の自由な発現に成功

-受精研究を妨げていた“解せない”抑制機構を回避-

横浜市立大学木原生物学研究所 杉直也学振特別研究員、丸山大輔准教授、石田大吾さん(理学部理学科4年生)らを中心とした研究グループは、被子植物の受精に重要な「精細胞」において、これまで発現が困難だった遺伝子を細胞内で機能させる新しい方法を開発しました。モデル植物であるシロイヌナズナの精細胞では、外来遺伝子の発現が抑制される特殊な現象(GESENI)が知られており(図1)、これは受精過程の分子機構解明を妨げてきたと考えられます。本研究では、P2A*2と呼ばれる短いペプチド配列を用いることで、この抑制機構を回避し、精細胞内において目的タンパク質を発現することに成功しました(図1)。本成果は、植物の受精メカニズムの理解を前進させるとともに、将来的な植物育種や基礎生命科学研究への応用が期待されます。

本研究成果は、植物専門誌「Plant and Cell Physiology」に掲載されました。
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