YCU Research Portal

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オンライングローバル教育の評価尺度を開発
—学修成果を測る21項目の尺度を作成し、信頼性・妥当性を確認—

横浜市立大学大学院医学研究科看護学専攻の庄司弥生共同研究員、落合亮太教授(現・筑波大学、研究実施時は同研究科准教授)、同大学院データサイエンス研究科の大西暁生教授、同大学院都市社会文化研究科の中西正彦教授、同大学院国際マネジメント研究科の吉永崇史教授、同大学グローバル都市協力研究センターの井村秀文特任教授らの研究グループは、マレーシア、インドネシア、ベトナムの連携大学等と共同で、オンライングローバル教育*1の学修成果を評価する21項目の尺度を開発しました。本尺度は、学生が国際的な課題を客観的に理解し、デジタルツールを活用して協働し、解決策を考える力を把握するもので、①国際課題の客観的理解、②デジタルスキルを活用した国際課題理解、③主体的コミュニケーション、④解決策の検討の4つの能力を測定します。

さらに、本研究では、オンラインで国際協働学習を行うCOIL(Collaborative Online International Learning)*2を事例としてこの尺度の有効性を検証しました。3か国(日本、インドネシア、アメリカ)5プログラムの学生263名に調査し、128名の回答を分析した結果、本尺度は4つの能力を測る尺度として信頼性と妥当性を備えていることが確認されました。これは、学生の学修成果を安定して測定できることや、測定したい能力を適切に測定できているかを示すものです。本成果は教育改善や質保証への活用が期待され、「Quality Assurance in Education」に掲載されました(2026年8月3日)。

研究成果のポイント 

  • 日本・マレーシア・インドネシア・ベトナムの国際共同研究
  • オンライングローバル教育を評価する21項目尺度を開発
  • 3か国5プログラムの学生データで信頼性・妥当性を確認
図1 オンライン国際教育評価尺度の概要(研究成果をもとに作成)

掲載論文

タイトル:Development of an online global education evaluation scale
著者:Yayoi Shoji, Peii Tsai, Fumihiko Omori, Akio Onishi, Masahiko Nakanishi, Ryota Ochiai, Takashi Yoshinaga, Rui Ota, Ngai Weng Chan, Nguyen Thien Huong Dang, Andi Masyitha Irwan, Thi Bich Ngoc Pham, Hidefumi Imura
掲載雑誌:Quality Assurance in Education
DOI:10.1108/QAE-01-2026-0042

用語説明

*1 オンライングローバル教育:インターネットやデジタルツールを活用し、国や地域を越えて行う教育活動
*2 COIL(Collaborative Online International Learning):異なる国や地域の学生がオンライン上で協働し、共通の課題に取り組む教育手法

お問合せ先

横浜市立大学 広報担当
mail: koho@yokohama-cu.ac.jp
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