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令和8年度AMED「次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業」に採択
ー患者と医療者双方の負担軽減、安全で質の高い透析医療の実現へー

横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学の客員研究員であり、東京都立大学システムデザイン学部情報科学科の佐藤正平先生が研究開発代表者を務める研究課題「透析中低血圧の早期検知と血圧管理省力化を実現する耳装着型連続血圧モニタの開発」(研究開発分担者:横浜市立大学 循環器・腎臓・高血圧内科学 涌井広道 准教授/附属病院 血液浄化センター長)らの研究課題が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和8年度「次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業」に採択されました。

AMEDの同事業は、ヘルステック領域において起業を目指すアカデミアや民間企業等の研究者・研究職に対し、研究開発資金の支援に加え、専門家や起業経験者、VC等で構成される伴走支援コンソーシアムによる支援を行い、革新的なヘルステック開発を行うスタートアップ企業の創出を目指すものであり、厳正なる審査の結果、本研究課題が採択されました。

透析治療中には血圧低下が生じることがあり、患者さんの安全な透析治療の継続や医療現場での血圧管理において、血圧変動を迅速かつ負担の少ない方法で把握することが重要です。本研究では、透析中低血圧の早期検知と、透析中に頻回に行われる血圧測定の負担軽減を目指し、耳に装着して連続的に血圧をモニタリングできる新しい医療機器の開発・試作を進めます。さらに、実際の透析患者さんを対象として、臨床現場での使用を見据えた実用性・有用性の評価を行う予定です。本研究で得られる成果は、将来的な医師主導治験や医療機器としての薬事承認を見据えた臨床開発につながることが期待されます。

本研究には、佐藤正平先生を中心に、本学同教室から涌井広道准教授が研究開発分担者として参画し、柴田和彦客員教授、田村功一主任教授らも連携して研究を推進します。佐藤先生の工学・情報科学的知見と、循環器・腎臓・高血圧内科学教室が有する腎臓病・透析医療に関する臨床的知見を融合させることで、患者さんと医療者双方の負担軽減、さらには安全で質の高い透析医療の実現に貢献することが期待されます。

循環器・腎臓・高血圧内科学教室では、東京都立大学をはじめとする関係機関との医工連携をさらに深め、次世代の透析医療を支えるヘルステックの社会実装に向けて、本研究を積極的に推進してまいります。

令和8年度 「次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業」の採択課題について

研究課題名:「透析中低血圧の早期検知と血圧管理省力化を実現する耳装着型連続血圧モニタの開発」

研究期間:   交付決定日(令和8年6月26日)から令和10331日まで

佐藤正平工学博士コメント


本課題は、ウェアラブル端末を活用する余地が多くある透析室において、血圧管理に機械学習に基づく血圧推定手法を応用するというプロブレムソリューションフィットを検討するものです。侵襲性が低く、既存のワークフローにも比較的組み込みやすい技術であることから、スタートアップとして迅速に製品化と普及を進め、患者様にお使い頂くことを目指します。

採択にあたっては、臨床研究に強みを有する横浜市立大学との共同事業であることが高く評価されたものと考えております。ご支援頂きましたすべての関係者の皆様に深く御礼申し上げます。

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お問合せ先

横浜市立大学 広報担当
mail: koho@yokohama-cu.ac.jp
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