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第2回経営審議会

第2回経営審議会

議事録

公立大学法人横浜市立大学 令和7年度 第2回経営審議会 議事録

日時:令和7年6月19日(木) 11時00分~12時00分
開催方法:対面開催(zoom併用)
場所:金沢八景キャンパス 大会議室 
委員:近野理事長、石川副理事長、井伊理事、稲葉理事、遠藤理事、橘理事、中島理事
原口理事、原田理事、藤井理事、増住理事、松井理事、岡監事、左部監事

1.議 事
(1)経営審議会議事録(案)
承認された。

(2) 令和6年度決算について
承認された。
(主な意見)
・附属2病院の経営における共通の課題はどのように捉えているのか。
→それぞれの病院で機能が異なっているため、それぞれの特質に合わせてどういった対策を取っていくのかを、今後しっかり検討していきたいと考えている。
・人口動向を踏まえて、病床を削減する経営方針を打ち出す病院も見られるが、本学はどのように考えているのか。
→看護師不足という観点からみても病棟を一つ閉鎖し、先進的な治療に専念するといったことも含めて今後の方針を検討しているが、結論は出ていない。
・薬の購入など、附属2病院で共通化した方が、効率が良くなるのではないかという意見があったが、その点はどうなったか。
→中央薬事委員会を設立し、2病院の薬に関して共通の価格で仕入れるように動いているところである。
・人件費についてはどのように考えているか。
→現状適切な人員配置になっているかをしっかりと把握したうえで、管理を改めていきたいと考えている。高度人材に関しても、新しい採用方法を実施するなど、これまでの慣習にとらわれず、適切な人件費でいかに優秀な人材を確保できるか検討を進めているところである。
・管理部門の収支を個別で分析するなどして、効率化を図ってほしい。
・附属2病院それぞれの役割の在り方を、改めて考えるべきである。

(3) 令和6年度決算における損失処理について
承認された。

(4) 令和6年度計画実績案
承認された。
(主な意見)
・この実績はあくまで自己評価であり、外部からの指摘を受ける機会も少ない。このやり方で、経営改善につなげることができるのか。
→それぞれの取組について、さらなる改善につなげられるような仕組みができないか検討していきたい。
・DX推進及び業務改善には定量指標なしとなっているが、何かしらの目標を設定しないと進まないのではないか。例えば病床や物品、人の管理など、どういったところに着手しようと考えているのか。
→DXに関しては、収支への影響や継続性等を評価した際に、特出するものが無かったため定量指標を立てることができなかったが、今後は職員の意識改革等を進め、目的積立金等を活用しながら投資すべきところは投資して効率化を図っていきたいと考えている。
・C評価となったものについては相当危機感を持って取り組むべきである。一度、C評価が出たものについては、徹底的に改善されるまで真摯に取り組んでいかなければならない。

2.報 告
(1) 第4期大学機関別認証評価受審時期及び受審機関について
報告があった。
(2) 2025年度入試結果について
報告があった。
(主な意見)
・志望者数の変動について、要因としてはどのようなことが考えられるのか。
→受験生は、前年の倍率などを指標としていることが多いため、前年に倍率が高いと翌年減少する傾向にある。
・中期的な方針として、留学生の受入増加については検討しているのか。
→受入体制の整備や、それにかかる経費が課題となっている。サービスの充実に対して対価をあげるなど、方法を検討中である。
・理学部の女性比率が高いのは、本学の特長なのか。
→本学の理学部は生物系、化学系に強みがあり、こちらは比較的女性に人気の分野であるため集まりやすいのではないかと考えている。
・米国の大学が閉鎖傾向にあることに対して、本学はどのように対応していく予定か。
→医学系や研究者の公募において、米国で滞在が難しくなった若手の優秀な研究者の受入を検討している。また、日本人留学生で渡米している学生については、別途対策を考えているところである。

(3) 令和6年度(2025年3月卒) 卒業生の進路について

3.情報提供
(1)第165・166回 貴重書月替わり展覧会リーフレット

(2)大学案内2026
 

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