第7回経営審議会
議事録
公立大学法人横浜市立大学 令和5年度 第7回経営審議会 議事録
日時:令和6年2月15日(木)10時00分~11時40分
開催方法:対面開催
接続拠点:金沢八景キャンパス 大会議室
委員:小山内理事長、相原副理事長、後藤副理事長、荒木田理事、遠藤理事、西郷理事、榊原理事、玉村理事、中條理事、原田理事、福井理事、吉泉理事、吉田理事、岡監事、左部監事
1.議 事
(1)令和5年度第6回経営審議会議事録(案)について
承認された。
(2)令和6年度計画及び当初予算(案)について
次回の当会議を経て、最終的に承認をいただく予定とする。
(主な意見)
・医師の働き方改革に関する経費について、附属病院とセンター病院で差があるのはなぜか。
→センター病院は、勤務時間が長い診療科が多いため医師の増員が必要であることから、人件費の差が出ているのではないか。
・センター病院は赤字になっているが、今年度は人件費も含め投資が必要な年だったため、今後どのように収支を改善していくかが重要となる。
・理事長直轄の「監査室」については、日々の業務や運営の中で不祥事が起きないように、いかに前もって防ぐことができるかが重要である。そのためにも、普段からどういった業務監査をして、どのような課題を解決しようとしているのかということを明確にしておくべきである。
・光熱水費は経費であり、本来であれば目的積立金を充てるべきではない。目的積立金は何かしらの目的をもって積み立てて使用するものである。
→第3期までに積み上げた目的積立金の一部は両病院の施設整備などに使用している。その工事期間中、収益が上がらない間の補填として光熱水費に充てているが、今後、設備等が整い収益が上がってくるころには、また法人全体の収益を高めていくための投資に使用していきたいと考えている。
・年度計画について、全般的に数値化されていてわかりやすくなった。年度末には、数字の変化を示してほしい。
・“臨床実習環境のさらなる充実”との記載があるが、大学によって医学生にどこまで医療行為をさせるか温度差がある。ぜひ積極的に学生が医療行為に携われるようにしてほしい。
(3)国際医療福祉大学との包括連携協定の締結について
承認された。
(主な意見)
・これを契機に、医療と福祉の連携についても深められていくことを期待する。
(4)附属病院における病院理念および基本方針の見直しについて
次回の当会議を経て、最終的に承認をいただく予定とする。
(主な意見)
・多職種協働という言葉は、医療現場以外ではあまり一般的ではないかもしれない。
・理念の変更によって、どのような現場の変化が予想されるか。
→これまでの理念には研究についての記載が無く、職員の間で研究が重要視されない場面があったため、理念に入れることで心境の変化につなげたい。
(5)学則改正関連
ア 国際教養学部・国際商学部・理学部・データサイエンス学部の新規科目設置等
に伴う大学学則、各学部履修規程および通則改正
承認された。
イ データサイエンス研究科の新規科目設置に伴う大学院学則改正
承認された。
ウ データサイエンス研究科博士前期課程の収容定員増に伴う大学院学則改正
承認された。
エ 医科学専攻科目変更に伴う大学院学則・別表改正
承認された。
オ 医学研究科看護学専攻科目変更に伴う大学院学則・別表改正
承認された。
2.報 告
(1)令和5年度12月月次決算報告(棚卸除外)
報告があった。
(2)令和5年度12月月次決算報告(棚卸除外)
報告があった。
3.情報提供
第148回、第149回、第150回 貴重書月替わり展覧会リーフレット