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第6回教育研究審議会

第6回教育研究審議会

議事録

日時:令和5年10月3日(火)16:10~17:20
開催形式:Zoom開催
中継拠点:金沢八景キャンパス第一会議室
委員:相原学長、中條副学長、遠藤副学長(議長)、橘国際総合科学群長、中島医学群長 兼 先端医科学研究センター長、鈴木国際教養学部長、大澤国際商学部長、横山理学部長、山崎データサイエンス学部長、寺内医学部長、赤瀬医学部看護学科長、松本都市社会文化研究科長、白石国際マネジメント研究科長、佐藤生命ナノシステム科学研究科長、土屋データサイエンス研究科長、小川医学研究科長、後藤附属病院長、榊原附属市民総合医療センター病院長、石川学術情報センター長 兼 研究・産学連携推進センター長、木下木原生物学研究所長、吉泉事務局長、小林学務・教務部長、渡邉研究推進部長、梶原東京工業大学生命理工学院長・教授、清水聖徳大学学長特別補佐・教授
欠席: 本多共通教養長、朴生命医科学研究科長

1前回議事録について
令和5年度第5回教育研究審議会の議事録について確認し、了承された。

2審議事項
(1)医学研究科看護学専攻助産学分野の募集人数の変更について
医学教育推進課長より説明があり、審議の結果、承認された。看護学専攻博士前期課程全体の定員は、現在、未充足であるが、助産学分野は十分な応募が見込まれるため、募集人数が1名増えることで、定員充足率の向上に少しでも貢献できるのではないかとの補足説明があった。

(2)横浜市立大学医学研究科と国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策研究所との教育研究についての連携・協力に関する協定書・覚書の締結について
学務・教務当係長より、説明があり、審議の結果、承認された。 

3報告事項
(1)海外大学との交流協定の更新について
国際交流担当係長より報告された。国立政治大学が本学に提供しているサマープログラムは、中国語と学部授業の集中講座の2つのコースであることが補足説明された。主に2Qプログラム受講の学生が派遣されており、2名を超えた人数分の授業料は免除とならないが、授業料を支払えば派遣可能であることが共有された。

◆外部委員より以下のコメントがあった。
・看護学専攻の学生の男女比について質問があり、8割が女性で2割が男性であるとの回答があった。
・医学研究科看護学専攻の定員未充足の課題について、今後、男性が伸びしろであり、増やす工夫をするとよいのではないかとの質問に対して、急性期分野は、男性の受験者が増加しているとの回答があり、今後の課題と考えていることが説明された。専門人材育成の重要な分野であり、優秀な人材を多く輩出してほしい。
・日本は世界的にみても医師不足であり、助産師の増員は社会の発展に必要なことであるが、助産師の養成は、資格を取るまでの実践が大変であり、指導教員のチームワークが必要である。
・看護学専攻の博士前期課程は、主にどういう教育内容かとの質問があり、CNS育成と研究者育成のコースが半々であるとの回答があった。
・研究者育成とCNS(専門看護師)育成の機能について、博士前期課程および博士後期課程のコース全体を見て、定員充足の観点から比率を見直すことも必要ではないか再検討の議論を行ってほしい。
・医学研究科と国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策研究所との教育研究についての連携・協力を、応援している。

◆学長より以下のコメントがあった
8月末に、アジアの都市課題を解決するためのアカデミックコンソーシアム国際シンポジウムの幹事校代表として、タイのタマサート大学に行ってきた。同時に、学生の海外都市課題実習も視察したところ、本学の学生たちが生き生きとアジアの学生たちと共同作業し、流暢な英語で発表していた。今まで見てきたオンラインの学生実習発表とは異なった高い熱量を感じ、これが教育であり、国際交流であると再認識した。指導教員の皆様や、グローバル推進室の皆様の協力に感謝する。本学にとって、グローバル教育はますます重要になる。学生達に様々な形の学びと交流の機会を与えられるよう、各学部とも協力をお願いしたい。

 学長候補者の推薦について
教育研究審議会の委員以外は退出し、人事担当係長より、選出方法等の説明があった。また、学長選考会議委員に選出された3名の委員が退席した上で、投票および審議された結果、推薦する候補者が選出され承認された。
 
以上 
次回開催予定:令和5年11月7日(火)16:10~Zoom開催(中継拠点:金沢八景キャンパス 第一会議室)

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